手に付いた魚の生臭さがすぐ取れる! せっけんを使わない手洗いのライフハック
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- 出典
- けんきゅ
生魚を調理すると、魚独特の臭いが手に移ってしまいます。この生臭さはとても頑固で、せっけんで洗っただけでは落としきれません。
魚から生臭い臭いがするのは、死んだ魚から発生する『トリメチルアミン』という細菌が原因です。せっけんでも太刀打ちできないこの臭いは、どのようにすれば落ちるのでしょうか。
Instagramで暮らしに役立つライフハックを発信しているけんきゅ(kq_room_life)さんは、手に付いた魚の臭いを簡単に落とす手洗い術を3つ紹介しています。
1.ミカンの皮でこする
1つ目は、今が旬のミカンを使う方法です。
ミカンをはじめとした柑橘系の果物には、酸っぱさの元となる『クエン酸』が含まれています。殺菌作用のあるクエン酸は、臭いの原因となる細菌を分解してくれるのです。
まずは、いつものようにミカンの皮を剥きましょう。
ミカンの皮を押しつぶすようにしながら、手にこすり付けます。
指の間や爪の間などの細かい所には、こすっている間に出てくる汁を使いましょう。
手全体をこすり終わったら、水で洗い流して完了です。
ミカンの皮で魚の臭いが取れるのは、クエン酸の力だけではありません。柑橘系の果物に含まれる『リモネン』も、クエン酸と同じく消臭を手助けしています。
ミカンだけでなくレモンやオレンジでもできるので、自宅に柑橘系の果物がある人は試してみてください。
2.塩でこする
2つ目は、塩を使う方法です。
料理と盛り塩以外に使い道が思い浮かばない塩ですが、実は殺菌と消臭効果などさまざまな力を持っています。
塩を適量取り、手にのせてこすり合わせます。塗り残しのないように、指の先や指の間まで、しっかりと広げましょう。
手全体をこすり終わったら、水で洗い流して完了です。
ミカンよりも身近なアイテムですが、手荒れをしている人や手や指に傷がある人には向いていません。まさに「傷口に塩」状態になるので、別の方法を試しましょう。
3.ステンレス包丁を使う
3つ目の方法は、ステンレス包丁を使う方法です。
魚を切るのではなく手を洗うのに、なぜ包丁なのかと思う人もいるでしょう。ステンレスには『鉄イオン』が含まれており、魚に付着する細菌と化学反応を起こすことで臭いを消してくれます。
蛇口から出る水にステンレス包丁を当て、その水で手を洗うだけです。両手を一度に洗えない不便さはありますが、一番手っ取り早い方法ではないでしょうか。
「魚を切った包丁をそのまま使うのは気が引ける」という人は、蛇口がステンレス製であれば蛇口に触れるだけでも効果があります。ぜひそちらも試してみてください。
もっとも臭いが取れるのは『ミカン』
けんきゅさんの検証では、ミカンがもっとも効果があったそうです。3つの方法があるので、どれが一番臭いが取れるのかを比べてみるのも楽しいのではないでしょうか。
けんきゅさんのInstagramでは、簡単にできる掃除方法や便利グッズなども紹介しています。
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[文・構成/grape編集部]