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小径のフライパンに思わぬ危険 国民生活センターの注意喚起に「知れてよかった…」

By - COLLY  公開:  更新:

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※写真はイメージ

少量の食材を焼いたり、1人分のスープを温めたりする時に便利なのが小径のフライパンや片手鍋です。しかしガスコンロで使う時に扱い方を間違えると、ケガや破損などの危険性があります。

独立行政法人国民生活センターの『くらしの危険』に掲載されている、『小径のフライパンや片手鍋の取り扱い』について見ていきましょう。

コンロに置いた際のバランスに注意

コンロの上にフライパンや片手鍋を置く際は、『バランス』に注意する必要があります。

重量が軽いものを使用すると調理油過熱防止装置が鍋底を押し上げて傾いたり、落下したりするおそれがあり特に注意が必要です。取っ手や五徳のツメの向き、本体の位置等にも注意して、取っ手を持ちながら使用しましょう。

くらしの危険 ーより引用

コンロの上のフライパンや鍋のバランスが崩れれば、中身ごとひっくり返る可能性も。身体にかかってやけどを負ってしまうことも考えられます。

特に片手鍋は、持ち手部分が洋服に引っかかってしまいがち。ほんの少し触れただけのつもりでも、軽量の鍋やフライパンは容易に動いてバランスを崩してしまいます。揚げ物は特に危険なので注意が必要です。

火力にも注意

小径のフライパンや片手鍋を使う際は、フライパンや鍋の底から火が飛び出していないかしっかり確認してください。

小径の場合は、取っ手の根元部分が炎に近く、鍋底からはみ出した炎の先端が取っ手に直接当たりやすくなります。取っ手の樹脂部が耐熱温度以上になる状態で使用し続けると、取っ手が焼損して破断し、本体が脱落する可能性がありますので、火力には注意しましょう。

くらしの危険 ーより引用

小径のフライパンや片手鍋をガスコンロで使っている時、何かが溶けたような嫌なニオイを感じた経験はありませんか。実はそれ、取っ手の樹脂部分が溶けて発生したニオイです。溶けた部分が手指に触れてやけどを負ったり、取っ手が外れたりする可能性があります。

火加減には十分に注意し、嫌なニオイが漂い始めたら、問題が発生していないかどうか確認してください。

小径のフライパンや片手鍋を使う際は、思わぬ事故につながらないようあらかじめリスクを認識しておくことが大切です。使用する際はしっかりと手で支え、火力を強くしすぎないよう心掛けてくださいね。


[文・構成/grape編集部]

出典
国民生活センター『くらしの危険』

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