『大根』部位別の味の特徴わかる? おいしい食べ方、レシピも紹介! By - COLLY 公開:2024-05-10 更新:2024-05-10 ライフハック野菜 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 冷蔵庫にあると何かと便利な大根。スーパーではカットされている大根を買うことも多いかと思いますが「どれを選んだらいいのか」迷うことはありませんか。大根は葉を含めた4つの部位ごとに特徴があり、それに合った調理法があります。 今回は、大根の選び方のポイントやそれぞれの部位の特徴、おすすめのレシピを紹介します。作りたい料理に合わせた大根選びができるようになりますよ。 大根のおすすめの選び方 ※写真はイメージ おいしい大根を選ぶポイントは5つあります。 【おいしい大根を選ぶ5つのポイント】 『ずっしり重いかどうか』たっぷり水分を含んでいるは重い。 『真っ直ぐのびて太いかどうか』真っ直ぐで太いと栄養分がかたよらずに行き渡っている。 『茎の切り口中央が白っぽい、もしくは空洞になっていないかどうか』白っぽいと『す』が入っている可能性がある。 『全体的にハリがあるかどうか』新鮮度が低いと表面にしわができる。 『ひげ根が少ないかどうか』ひげ根のくぼみが真っ直ぐ通っている場合は甘い可能性がある。 そもそも大根は、水分が多い野菜。重みがあるほど水分が多く、時間が経つにつれて水分がなくなっていきます。表面のハリは、大根の新鮮さを判断するバロメーターです。ひげ根ののび方を確認することも忘れずに。購入する時は、しっかり手にとって、上表の5つをチェックしてみてくださいね。 大根部位別の味の特徴や食べ方 ※写真はイメージ ここでは、大根の部位別の特徴とおすすめの食べ方を解説します。これを知っておくと、カット済みの大根を購入する時に迷うこともありません。それぞれの部位を上手に使って、おいしくいただきましょう。 上部 ほかの部位に比べてかたく、甘みの強いのが上部分です。みずみずしさがあり、おろしだけでなく千切りやうす切り、サラダなど生で食べるのに適しています。 中間部 中間部はやわらかく、甘みと辛みのバランスがよい部位です。大根本来のみずみずしいおいしさが詰まっており、サラダはもちろんステーキや煮物なども楽しめます。 下部 下部は水分が少なく、辛みを強く感じる部位です。繊維質が多く口の中に筋が残りやすいため、細かく刻んで味噌汁の具や炒め物などに使うのが適しています。 葉 大根の葉は、根よりたくさんの栄養素が含まれています。しかし苦味が強いので、生で食べるのはおすすめしません。そのまま調理すると苦味をより強く感じることがあるため、あらかじめゆでてあく抜きするのがおすすめです。 なお、大根は葉の部分から水分が蒸発します。葉つきのものを購入したら、鮮度を保つために葉をすぐに切り落としておきましょう。 大根の部位別おすすめレシピ ※写真はイメージ 大根の部位別の特徴を理解したところで、ここからは株式会社Mizkan(以下、ミツカン)のウェブサイトを参考に、それぞれの部位に合ったレシピを紹介していきましょう。 上部 甘みが強くかたい上部はサラダ向き。カットするだけで簡単にできるレシピを紹介します。 ポリポリゆず大根 大根の甘さやみずみずしさを楽しめる一品。 材料 2人分 大根 150g ゆず果皮 適量 『ミツカン カンタン純米酢』 1/2カップ 作り方 1 皮をむいた大根を拍子切りにする。ゆず果皮はせん切りにする。 2 ジッパー付き保存袋に1と『カンタン純米酢』を入れ、軽くもみこんでから、30分以上漬ける。 ミツカン ーより引用 大根とツナのさっぱりサラダ さっぱり大根と大葉、たんぱく質豊富なツナでヘルシーに。 材料 4人分 大根 200g 青じそ 5枚 ノンオイルツナ缶 1/2缶 『味ぽん(ミツカン)』 適量 作り方 1 大根、青じそはせん切りにする。ツナは油をきる 2 大根、青じそ、ツナを混ぜ合わせ、器に盛り、「味ぽんMILD」をかける。 ミツカン ーより引用 中間部 やわらかく甘みと辛みのバランスがよい中間部は、サラダだけでなく幅広いレシピに対応しています。 ふろふき大根 和食の定番、ふろふき大根。みそだれの甘さは好みで調整しましょう。 材料 4人分 大根 1/4 水 2と1/2カップ 料理酒 大さじ2 ゆず果皮 細切り適量 〈調味料〉 みそ 大さじ1弱 みりん 大さじ1 料理酒 大さじ1 砂糖 大さじ3 作り方 1 大根は、「料理酒」を加えた水でやわらかくなるまで煮る。 2 別の鍋で<調味料>を混ぜて、とろみがでるまで弱火で練る。 3 器に1を盛り、2のみそをかけて細切りにした柚子を添える。 ミツカン ーより引用 バタぽんで楽しむ!大根ステーキ 大根ステーキは電子レンジでやわらかくするので、皮をむかずに調理してもおいしくできます。 材料 2人分 大根 400g 青じそ 2枚 オリーブオイル 大さじ1 バター 小さじ2 『味ぽん(ミツカン)』 大さじ1と1/2 作り方 1 大根は皮をむき、1.5cm幅の輪切りにする。片面に十字に切りこみを入れる。 2 1を耐熱皿にのせて、ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で4分ほど加熱する。 3 フライパンにオリーブオイルを熱し、2を入れて焼き色がつくまで両面をよく焼く。 4 『味ぽん』とバターを入れて炒めからめる。 5 器に盛り、せん切りした青じそを添える。 ミツカン ーより引用 下部 繊維質が多く辛みの強い下部分は、炒め物やみそ汁など加熱料理に活用しましょう。 豚肉と大根のさっぱり炒め 大根のさっぱりした食感と調味料が、豚肉の脂っこさをカバーしてくれる一品です。 材料 2人分 大根 240g(約6cm) 豚肉うす切り 160g 小ネギ 適量 ごま油 大さじ1 味ぽん(ミツカン) 大さじ2 <作り方> 1 豚肉は食べやすい大きさに切る。大根は1mm程度の厚さのいちょう切りにする。 2 フライパンにごま油を熱し、強めの中火で豚バラ肉を炒める。火が通り、豚肉の表面に焼き目がついたら大根を入れ、炒める。 3 大根に透明感がでてきて、大根の表面に軽く焼き目がついたら、余分な油と水分をペーパータオルでふき取る。 4 「味ぽん」または「味ぽんMILD」をフライパンに回し入れて炒め合わせ、全体に味をなじませる。 5 4を皿に盛り、お好みで小口切りにした小ねぎを散らす ミツカン ーより引用 大根餅 水分が少ない下部分はうまみの詰まった大根餅に。調味料はお好みで甘くしても合います。 材料 2人分 大根おろし 300g(水切り後) 干しえび 大さじ2 片栗粉 大さじ5 鶏がらスープの素 小さじ1 ごま油 大さじ1 味ぽん、ラー油 各適量 作り方 1 大根おろしは、軽く水けをきる。 2 ボウルに1、干しえび、片栗粉、鶏がらスープの素を入れてよく混ぜる。 3 フライパンにごま油を熱し、2を4等分にしてそれぞれ丸く形を整えながら、両面をこんがりと焼く。 4 器に盛り、「味ぽん」を添える。お好みでラー油をたらす。 ミツカン ーより引用 葉 栄養たっぷりの葉は苦味があるので、必ず加熱していただきましょう。すぐに使わない時や苦味が苦手な場合は、事前にあく抜きしておくことを忘れずに。 大根の葉とじゃこのふりかけ 栄養があるふりかけは、大根の葉の定番レシピ。お好みで鰹節や白ごまとあえてもおいしくいただけます。 材料 2人分 大根の葉 150g ちりめんじゃこ 1/3カップ 輪切り赤とうがらし 適量 ごま油 大さじ1 だし汁 大さじ3 作り方 1 大根の葉は1cm幅に切る。 2 フライパンにごま油と赤とうがらしを入れて弱めの中火で熱し、香りがでたらちりめんじゃこ、大根の葉の順に加え、強火で炒める。大根の葉がしんなりしたら「追いがつおつゆ2倍」を加えて汁けがなくなるまで炒める。 ※冷蔵庫に保管し、2~3日を目安にお召し上がりください。 ミツカン ーより引用 わさび香る大根の葉の甘酢漬け わさびの香りを楽しめる甘酢漬けは、お酒のお供にもちょうどよい一品です。 材料 2人分 大根の葉 150g 『ミツカン カンタン酢』 1/2カップ わさびチューブ:小さじ 1/2 作り方 1 大根の葉は、耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で3分加熱し、冷水にとり1cm幅に切る。 2 ジッパーつき保存袋に1を入れ、「カンタン酢」を注いで、空気を抜いてジッパーをしめ、よくもんで30分ほど漬ける。汁けをとりわさびをあえる。 ミツカン ーより引用 大根を部位別に理解しよう 今回は、大根のおすすめの選び方、部位ごとの特徴とおすすめレシピを紹介しました。大根を選ぶ時は必ず手にとって、紹介した5つのポイントをチェックしてくださいね。 また、上部・中間部・下部・葉と部位によって味が異なるので、調理法に合わせて上手に使いこなしましょう。大根は栄養素がたっぷり詰まった野菜です。皮もおいしくいただけるので、捨てることなくぜひ活用してくださいね。 [文・構成/grape編集部] 出典 ミツカン Share Post LINE はてな コメント
冷蔵庫にあると何かと便利な大根。スーパーではカットされている大根を買うことも多いかと思いますが「どれを選んだらいいのか」迷うことはありませんか。
大根は葉を含めた4つの部位ごとに特徴があり、それに合った調理法があります。
今回は、大根の選び方のポイントやそれぞれの部位の特徴、おすすめのレシピを紹介します。作りたい料理に合わせた大根選びができるようになりますよ。
大根のおすすめの選び方
※写真はイメージ
おいしい大根を選ぶポイントは5つあります。
【おいしい大根を選ぶ5つのポイント】
そもそも大根は、水分が多い野菜。重みがあるほど水分が多く、時間が経つにつれて水分がなくなっていきます。表面のハリは、大根の新鮮さを判断するバロメーターです。
ひげ根ののび方を確認することも忘れずに。購入する時は、しっかり手にとって、上表の5つをチェックしてみてくださいね。
大根部位別の味の特徴や食べ方
※写真はイメージ
ここでは、大根の部位別の特徴とおすすめの食べ方を解説します。これを知っておくと、カット済みの大根を購入する時に迷うこともありません。それぞれの部位を上手に使って、おいしくいただきましょう。
上部
ほかの部位に比べてかたく、甘みの強いのが上部分です。みずみずしさがあり、おろしだけでなく千切りやうす切り、サラダなど生で食べるのに適しています。
中間部
中間部はやわらかく、甘みと辛みのバランスがよい部位です。大根本来のみずみずしいおいしさが詰まっており、サラダはもちろんステーキや煮物なども楽しめます。
下部
下部は水分が少なく、辛みを強く感じる部位です。繊維質が多く口の中に筋が残りやすいため、細かく刻んで味噌汁の具や炒め物などに使うのが適しています。
葉
大根の葉は、根よりたくさんの栄養素が含まれています。しかし苦味が強いので、生で食べるのはおすすめしません。そのまま調理すると苦味をより強く感じることがあるため、あらかじめゆでてあく抜きするのがおすすめです。
なお、大根は葉の部分から水分が蒸発します。葉つきのものを購入したら、鮮度を保つために葉をすぐに切り落としておきましょう。
大根の部位別おすすめレシピ
※写真はイメージ
大根の部位別の特徴を理解したところで、ここからは株式会社Mizkan(以下、ミツカン)のウェブサイトを参考に、それぞれの部位に合ったレシピを紹介していきましょう。
上部
甘みが強くかたい上部はサラダ向き。カットするだけで簡単にできるレシピを紹介します。
ポリポリゆず大根
大根の甘さやみずみずしさを楽しめる一品。
大根とツナのさっぱりサラダ
さっぱり大根と大葉、たんぱく質豊富なツナでヘルシーに。
中間部
やわらかく甘みと辛みのバランスがよい中間部は、サラダだけでなく幅広いレシピに対応しています。
ふろふき大根
和食の定番、ふろふき大根。みそだれの甘さは好みで調整しましょう。
バタぽんで楽しむ!大根ステーキ
大根ステーキは電子レンジでやわらかくするので、皮をむかずに調理してもおいしくできます。
下部
繊維質が多く辛みの強い下部分は、炒め物やみそ汁など加熱料理に活用しましょう。
豚肉と大根のさっぱり炒め
大根のさっぱりした食感と調味料が、豚肉の脂っこさをカバーしてくれる一品です。
大根餅
水分が少ない下部分はうまみの詰まった大根餅に。調味料はお好みで甘くしても合います。
葉
栄養たっぷりの葉は苦味があるので、必ず加熱していただきましょう。すぐに使わない時や苦味が苦手な場合は、事前にあく抜きしておくことを忘れずに。
大根の葉とじゃこのふりかけ
栄養があるふりかけは、大根の葉の定番レシピ。お好みで鰹節や白ごまとあえてもおいしくいただけます。
わさび香る大根の葉の甘酢漬け
わさびの香りを楽しめる甘酢漬けは、お酒のお供にもちょうどよい一品です。
大根を部位別に理解しよう
今回は、大根のおすすめの選び方、部位ごとの特徴とおすすめレシピを紹介しました。大根を選ぶ時は必ず手にとって、紹介した5つのポイントをチェックしてくださいね。
また、上部・中間部・下部・葉と部位によって味が異なるので、調理法に合わせて上手に使いこなしましょう。大根は栄養素がたっぷり詰まった野菜です。皮もおいしくいただけるので、捨てることなくぜひ活用してくださいね。
[文・構成/grape編集部]