解体の危機にある寝台列車「北斗星」大人気の車両を『ある施設』として復活させる!?
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優雅な旅行をするなら、一度は乗ってみたい寝台列車。
その中でも1988年から運行を開始した、レトロ感あふれる「北斗星」は人気が高かった列車です。
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しかし、2015年には惜しまれながらも廃車となり、現在は列車解体の話も…。
そんな思い出深く、大人気だった北斗星の車両を解体から守り、保存しようとある計画があがっています。
発案者は、北斗市にて地域活性化の取り組みを行なってきた「北斗の星に願いをプロジェクト推進委員会」の代表・澤田さん。保存後はカフェや宿泊施設にする計画もあるのだとか。
27年間愛された車両
北斗星は、青函トンネルが開通した昭和63(1988)年3月から、上野と札幌を繋ぐ夢の寝台特急として登場しました。
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個室の寝台を主として、食堂車ではフルコースのディナーも提供。後に登場する豪華寝台列車の、先駆けともいわれていました。
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列車ファン以外にも人気は高く、個室寝台のチケットは、なかなか入手できないほど。
しかし、2015年3月のダイヤ改正に伴い、定期列車としての運行を終了。8月の札幌発上り運行を最後に、北斗星の走る姿は見られなくなってしまいました。
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廃車の理由は、27年間もの運行による車両の老朽化と、北海道新幹線の開業により変更された電圧によるものでした。
宿泊施設かカフェに!
車両解体の話が出ている北斗星を、何とか移設保存しようと、澤田さんは北斗市にも協力を要請。「北斗市立茂辺地中学校跡地のグラウンド」という、実際に北斗星が走行していた線路の、沿線に設置する予定になっています。
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将来的には、北斗星をカフェや宿泊施設として活用、地域活性化も進めていこうとしているようです。
修学旅行などでも使われ、沢山の人の思い出が詰まった北斗星。宿泊施設として復活し、また泊まることができるようになったら、素敵ですよね。
解体の危機にある27年間愛された寝台列車「北斗星」を守りたい!