レトルト食品、開封後の賞味期限は? 企業の回答に「分かりやすい!」
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- 出典
- 日本ハム
家にあると便利なレトルト食品の数々。時には献立のメインとして活用している人も多いのではないでしょうか。
日持ちするものが多く、常にストックしているという人もいるはず。しかし、開封したものの一度で食べきれない時は、その後の保存に困ってしまいます。
最初から食べるぶんだけ加熱し、あとは残ってしまった場合、その賞味期限はどうなるのでしょうか。
開封後の賞味期限はどう判断すればいいのか
袋を開封した後の賞味期限について、さまざまな加工食品を製造・販売している『日本ハム』が公式サイトで回答していました。
1切れごとではなく全体を包装しているピザのようなタイプは、開封したら早めに食べきったほうがよいとのことでした。日本ハムなら『石窯工房シリーズ』などが該当します。
個包装なら賞味期限まで日持ちするものも
ただし、外袋の中に複数が個別包装されている場合は異なるようです。
日本ハムの製品なら『中華名菜シリーズ』『複数個入りハンバーグ』ほか多数が該当します。ただ、製品ごとに違いがある可能性も考えられるため、パッケージの説明を確認することが大切でしょう。
開封後に早めの消費を推奨する理由は
製品の中には「開封後はお早めにお召しあがりください」と書いてあるものも少なくありません。「冷蔵庫に入れておけば大丈夫そうなのに…」と思うかもしれませんが、衛生面や安全性を考えると、早めに消費したほうがよさそうです。
密閉されていた食品は、開封するまでは雑菌が入っておらず、酸素にも触れない状態。しかし一度開封すると事情が変わります。
雑菌が混入することや酸素に触れて酸化が進み、品質が劣化しやすくなることがあるため、開封後は早めの消費が推奨されるのです。
また、開封してからそれほど時間が経っていないものでも、ニオイや色などに変化があれば傷んでいる可能性があるため、食べないほうがよいでしょう。
「賞味期限前なら開封後でも大丈夫」ではなく、「開封したら賞味期限に関係なく早めに」と考えておくと安全性が高まりそうですね。おいしく安全に食べるためにも、ぜひ意識してみてください。
[文・構成/grape編集部]