『あの食材』が梱包材に!プラスチックの代用品として注目を集める!
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正しい土の捨て方は?ガーデニングや家庭菜園で不要になった土の処分法4選この記事では、ガーデニングや家庭菜園、土嚢から出た不要な土の処分方法についてご紹介しています。不要になった土を一般ゴミで出したいけれど、どのように処分すればよいか分からない人はぜひ参考にしてください。

ゴミ箱に紙パックを捨てようとした女性 同僚に注意されると…?日常生活を過ごしていると、必ずさまざまなゴミが発生します。増え続けるゴミは、深刻な社会問題の1つであり、なるべくゴミを削減したり、もう一度資源として利用したりするために、一人ひとりの意識が大切です。
日本人デザインチームAMAMが、寒天を原料に作った梱包材のプロトタイプを発表。国際デザインコンペ「LEXUS DESIGN AWARD 2016」で、グランプリを受賞しました!
ゼリーやトコロテンなどの原材料として使われる寒天が、プラスチックによる環境汚染を救う可能性を秘めていると注目を集めています。
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自然に還る原料で
現在、梱包などに使われるプラスチック製品は、ほとんどが石油由来。中身を取り出してしまうと直ちにゴミになってしまい、処理するにも費用やエネルギーがかかります。土に埋めても自然に分解されることは、ほぼありません。
こうしたプラスチックに変わり、天草やオゴノリなど紅藻類を使った梱包材が「AGAR PLASTICITY」です。
天然由来の素材を使っているので、環境に負荷を与えずに処理することができます。性質上、土壌に混ぜて保水力を改善することにも使えるため、ガーデニングの一環として再利用できます。
万が一海に流れ出てしまっても、海洋生物に害を与える可能性は低く、自然由来なので海に還るようになっています。
製法や原材料により、クッション性のある構造体や硬い形状にも作ることができるそうです。
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まだ製品化は決まっていないようですが、今後プラスチックに代わり、自然に優しく再利用もしやすいAGAR PLASTICITYが、広まっていくかもしれません。
昔から馴染みのある日本の食べ物が、環境にも、運搬にも役立つ日が早く訪れるといいですね。