『あの食材』が梱包材に!プラスチックの代用品として注目を集める!
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日本人デザインチームAMAMが、寒天を原料に作った梱包材のプロトタイプを発表。国際デザインコンペ「LEXUS DESIGN AWARD 2016」で、グランプリを受賞しました!
ゼリーやトコロテンなどの原材料として使われる寒天が、プラスチックによる環境汚染を救う可能性を秘めていると注目を集めています。
出典:YouTube
自然に還る原料で
現在、梱包などに使われるプラスチック製品は、ほとんどが石油由来。中身を取り出してしまうと直ちにゴミになってしまい、処理するにも費用やエネルギーがかかります。土に埋めても自然に分解されることは、ほぼありません。
こうしたプラスチックに変わり、天草やオゴノリなど紅藻類を使った梱包材が「AGAR PLASTICITY」です。
天然由来の素材を使っているので、環境に負荷を与えずに処理することができます。性質上、土壌に混ぜて保水力を改善することにも使えるため、ガーデニングの一環として再利用できます。
万が一海に流れ出てしまっても、海洋生物に害を与える可能性は低く、自然由来なので海に還るようになっています。
製法や原材料により、クッション性のある構造体や硬い形状にも作ることができるそうです。
出典:YouTube
まだ製品化は決まっていないようですが、今後プラスチックに代わり、自然に優しく再利用もしやすいAGAR PLASTICITYが、広まっていくかもしれません。
昔から馴染みのある日本の食べ物が、環境にも、運搬にも役立つ日が早く訪れるといいですね。