電子レンジから火花が発生する思わぬ原因 やりがちなNG行為に「まさか」
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「電子レンジ掃除、実はNGだらけ?」 やってはいけない3つの落とし穴電子レンジを掃除する時に住宅用洗剤や漂白剤などを使うのは、危険行為です。この記事では、安全に清潔を保つ正しいレンジのお手入れ方法を解説します。
電子レンジで加熱していたら、「バチバチッと火花が出た」という経験がある人もいるのではないでしょうか。
数多くの家電を扱う『東芝ライフスタイル株式会社』公式サイトより、火花の原因となるNG行動について紹介します。
金属製のものはレンジ加熱NG
電子レンジは何でも加熱できるわけではなく、温めると危険なものもあります。そのうちの1つが、金属製のものや金属加工されたものです。調理時によく使用するアルミホイルはもちろん、金箔や金属製のボウルなどもレンジで加熱してはいけません。
万が一レンジ加熱をしてしまうと、火花が発生するだけでなく電子レンジの故障や火災の原因になります。金属製品のものを温めたい場合は、ほかの容器に移し替えるか解凍機能で時間をかけて温めるようにしましょう。
食品の大きさや状態にも注意
食品の温めすぎも、庫内での火花発生の原因になるため危険です。東芝ライフスタイル株式会社では、食品の温めすぎについて、以下のように解説しています。
特に水分の少ない野菜や乾燥した食材は短時間で熱が通りやすいため、過加熱による火花が起きやすいです。具体的には、ニンジンやカボチャ、干し芋やミックスベジタブルなどが挙げられます。
このような食材をレンジ加熱する場合は、少量の水と一緒に加熱したりラップをかけるなどの工夫で火花を抑えましょう。
火花は買い替えのサインの可能性も
金属製のものや過加熱の恐れがある食材を加熱していないのにも関わらず火花が発生した場合、雲母板が破損していないかをチェックしましょう。雲母板とは、レンジ内に設置された小さな板状の部品で、蒸気が侵入するのを防ぐ役割を持っています。
内部に取り付けられた精密機器を保護する大事なパーツでもあるため、雲母板に穴が空いていたり変形している場合は修理や買い替えを検討してください。
また、レンジに使われているマグネトロンという部品の寿命は10年程度といわれており、長期間使い続けると火花などのトラブルを招きます。製造年を確認し、古すぎる場合も買い替えを考えなければなりません。
レンジ加熱で火花が発生する原因には、金属製のものや小さな食材の加熱などが挙げられます。あてはまることがない場合は、レンジ本体の故障が考えられるため、修理や買い替えを検討するのがおすすめです。
[文・構成/grape編集部]