リンゴ表面のベタ付きの正体は? 農水省の解説によると…
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※写真はイメージ
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- 出典
- 農林水産省
買い置きしていたリンゴの表面がベタ付いていたことはありませんか。
ベタベタしていると、食べるのをためらってしまう人もいるでしょう。
そこで本記事では農林水産省のウェブサイトから、リンゴがベタ付く原因や食べられるかどうかについて解説します。
リンゴの皮のベタベタの正体は…?
農林水産省によると、リンゴがベタベタするのは以下のような原因が考えられるそうです。
リンゴの表面に付くベタベタは、自然現象によるもので『油あがり』とも呼ばれています。
リンゴは成熟していくと、それに伴い『オレイン酸』や『リノール酸』が増加。これらがリンゴの皮に含まれている『ロウ物質』を溶かして、『ベタベタ』として現れるそうです。
ベタベタしているリンゴは、食べられないどころか、熟して『食べ頃』を迎えているといえるでしょう。
品種による違いも
リンゴのベタベタは、品種によっても現れ方が異なります。これは品種によってロウ物質の分泌量が異なるからだそうです。
なかでも『ジョナゴールド』や『つがる』に多く見られます。
白い粉が出ることも
リンゴの表面にはベタ付きのほか、白い粉が出ることもありますが、ベタベタと同様食べても問題ありません。
白い粉は悪いものではなく、『ブルーム』と呼ばれるリンゴ自身が作り出している物質です。水分の蒸発や病気からリンゴを守る働きがあります。
ブルームも鮮度を保持する役割があるため、新鮮さのバロメーターにもなるでしょう。
ベタ付いたリンゴをすぐに処分するのは待って!
※写真はイメージ
リンゴをはじめ、果物や野菜の表面にベタ付きや白い粉のようなものがあれば、心配になる人は多いはず。
しかしこれらは自然現象であり、新鮮で食べ頃である証拠です。
見慣れないものが付いていたからといって不安にならず、正しい情報を知った上でおいしくリンゴを食べてくださいね。
[文・構成/grape編集部]