タマネギの辛味抜き 酢水が効果的ってホント? ミツカンの解説によると…
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- 出典
- ミツカン
スライスしたタマネギの辛みを抜くため、水にさらすことは珍しくありません。
もう少し効果を出したいと考えて、「お酢を足したらどうかな」と考えたことはありませんか。
本記事では、酢水にタマネギを漬けた時の効果について詳しく解説します。
タマネギの辛み抜きに『酢水』は効果あり?
お酢に関する製品を製造・販売する企業、『株式会社 Mizkan(以下、ミツカン)』の公式サイトでは、酢水にタマネギを漬けた時の効果について、以下のように説明していました。
ミツカンによれば、酢水を使った時と水だけの時とでは、辛み抜きの効果にあまり差はないとのこと。むしろ酢水に漬けると酢の味がタマネギに残ってしまうそうです。
タマネギに酢の風味が付いても問題ない料理を作る時であれば、酢水に漬けて辛みを抜く方法でもいいかもしれませんね。
タマネギを水にさらすと辛みが抜ける理由は?
タマネギの辛み抜きをする際に水にさらすことが多いのは、辛み成分の性質が関係しています。
硫化アリルの一種である、タマネギの辛み成分『アリシン』は、水溶性の性質を持っています。そのため、タマネギを水にさらすとアリシンが溶けていき、結果として辛みが抜けるのです。
ただしアリシンに、血液をサラサラにする効果や糖質の代謝促進、疲労回復効果のサポートといった健康効果が期待できるほか、タマネギ自体にもカリウムやビタミンB群といった水溶性の栄養素が含まれています。
タマネギを長時間水に漬けると、アリシンやいくつかの栄養素も一緒に溶け出してしまう点には注意が必要です。
水にさらす以外の辛み抜きの方法
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アリシンやカリウム、ビタミンB1を無駄にしたくない場合は、水に漬ける以外の方法で辛み抜きをしましょう。
おすすめなのが、タマネギを常温で放置して辛みを除去する方法です。
お皿に広げて、15分ほど空気に触れさせてみてください。それだけで辛み抜きが完了します。ラップをして冷蔵庫に1時間入れておくのもおすすめです。
辛み抜きの方法はいくつかあるので、自分がもっとも「食べやすい」「やりやすい」と感じる方法で辛みをなくして、タマネギをおいしく食べましょう。
[文・構成/grape編集部]