調理済みおでんは電子レンジでの加熱はNG! 企業の注意喚起に「控えます」「なるほど」
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※写真はイメージ
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- 出典
- 一正
寒い時期に食べたくなる『おでん』。しかし「手間もかかるし、少量を作るのは面倒」という時もありますよね。
そんな時に便利なのが、調理済のおでんです。
パック入りで販売されていることが多いですが、『電子レンジで温めるのはNG』とご存じでしょうか。
本記事では、調理済おでんを電子レンジで温めてはいけない理由について、詳しく解説します。
調理済おでんを電子レンジで温めてはいけない理由
水産練製品や惣菜の製造販売を行っている『一正(いちまさ)蒲鉾株式会社』(以下、一正)は、公式サイトで以下のように回答しています。
ゆで卵は膜に覆われているため、レンジで加熱した際には卵黄の急激な温度上昇と膨張を逃がせず、爆発してしまいます。
「ゆで卵をカットすれば大丈夫でしょ?」と思うかもしれませんが、これも実はNG。
カットしても白身に含まれた空気によって爆発する恐れがあります。『ゆで卵は電子レンジNG』と覚えておきましょう。
では、調理済おでんを温めるには、どうすればいいのでしょうか。一正によると、以下のような方法がおすすめとのことです。
・沸騰しているお湯に袋ごと入れ5分温める
・袋から取り出して鍋に入れ、5分ほど火にかけて温める
もちろん、温めずに『冷やしおでん』のようにして食べることも可能です。
調理済みで売られているおでんだけでなく、手作りのおでんを温め直して食べる時も、ゆで卵の電子レンジ加熱はNGです。鍋を火にかけて温めましょう。
おでんの正しい保存方法
※写真はイメージ
なお、おでんは室温10℃以下であれば冷蔵庫に入れずに2~3日の保存が可能といわれていますが、室温の管理は難しく、具材によっては傷みやすいものもあるため、1日以上は避けたほうがいいでしょう。
また、濃い目の味付けにし、直射日光を避けた場所で保管するなどの工夫も必要です。
冷蔵の場合は、2~5日ほどの日持ちが可能。
作ったおでんを鍋ごと氷水に付けるなどしてはやめに粗熱を取り、その後、密閉できる保存容器に入れて冷蔵庫で保管します。
冷凍する場合は、具材と汁を分けて別々に保存袋に入れて冷凍しましょう。ただし、大根やじゃがいも、厚揚げやこんにゃくは冷凍すると食感が変わってしまうため、注意が必要です。
食べる際は、前日に冷蔵庫に移して解凍してから鍋で温めてください。
温かいおでんを楽しむには、正しい温め方をする必要があります。保存方法とともに覚えておきましょう。
[文・構成/grape編集部]