自宅おでん、成功のコツは煮る順番? 紀文流のあるひと手間に「試したくなる」「考えたことなかった」
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- 出典
- 紀文
寒くなると何か温かいものが食べたくなりませんか。そんな「温かくておいしいもの」の代表格がおでんです。
しかし、自宅で作るおでんはお店のものとは何だか違って、「思うような味にならない」と作り方に悩む人も少なくありません。
そこで、紀文が教える本格おでんの作り方をもとに実際に作ってみました。その方法とポイントを紹介します。
簡単で本格的なだし作り
おいしいおでんを楽しむためには、だしにこだわるのがポイントの1つです。だしといっても一晩おくだけの簡単なものなので、挑戦してみましょう。
水1400㏄に対して、かつお節30gと切り込みをいれた10㎝の昆布を2枚入れて一晩おくだけです。その後一度こしてから使います。おでん以外の料理にも重宝する本格だしです。
また、当日だしを準備する場合、鍋に水と昆布を入れて火にかけて、沸騰する直前に昆布を取り出してから、かつお節を加えて火を止めます。かつお節が完全に沈んだら網などで取り除きましょう。
大根とこんにゃくは電子レンジで時短
大変なイメージがある下ごしらえですが、電子レンジを使って時短で効率よく行うことができます。
まず大根は3㎝幅に輪切りにし、厚めに皮を剥き面取りしましょう。片面に深さ1㎝の十字の切り込みを入れて、大根と大さじ1の生米がかぶるくらいの水を入れます。それにラップをしたら600wのレンジで5分、一度混ぜて再び3分温め水を切って熱いうちにだし汁に加えます。
こんにゃくは両面に格子状の切り込みを入れて、4等分の三角形に切り、電子レンジで4分加熱し、大根と同様に熱いうちにだし汁に加えましょう。
煮る順番がポイント
鍋に入れただし汁に大根とこんにゃく・人参・ゆで卵などを入れ火にかけて、酒60㏄、みりん・うすくちしょうゆ大さじ2、塩・オイスターソース小さじ1を入れ、煮立たせないように弱火で15分ほど煮ます。
大根の色が透き通ってきたら練り物を加え、煮立たせないよう弱火でさらに10分ほど煮ましょう。その後はんぺんや餅入り巾着などを入れて約5分煮ます。
練り物を最後に入れるのは、煮込み過ぎてだし汁が濁ったり食感が悪くなったりしないためです。
弱火で煮始めて、完成までは約30分で「サッと煮」がポイントといえます。煮始める順番が大切です。
少しだけ手間をかければ、お店で味わえるような本格おでんが自宅でも簡単に楽しめます。おいしくて簡単な本格おでんで、寒い冬を乗り切りましょう。
[文・構成/grape編集部]