たったこれだけで!? 企業が教える『スープジャー』の保温力を上げる工夫
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- 出典
- 象印マホービン
外出先でも温かい汁物が飲めることから、スープジャーがあるとお弁当を食べる楽しみがぐっと高くなります。
お弁当を開けて「さぁ食べるぞ」という時に、スープジャーの中身がぬるいとがっかりするだけでなく、「壊れたかもしれない」と不安になりませんか。
スープジャーは『保温する物』なので温めはできませんが、温かい物を入れてもぬるい場合は『あること』が原因かもしれません。
本記事では、炊飯器やステンレスボトルなどの製造と販売をする象印マホービン株式会社(以下、象印マホービン)のウェブサイトから、スープジャーの保温力をアップさせる方法を紹介します。
スープジャーの保温力アップは『予熱』が鍵
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スープジャーの中身がぬるくなる原因として考えられるのは、『温かい物を入れていない』『内容物の量が少ない』の2つです。
スープの量が極端に少ないという場合を除き、まずは『温かい物を入れているか』を見直してみましょう。
スープジャーはステンレス製の真空二重構造になっているので、外気の影響を受けにくくなっています。
しかし、スープジャーそのものが冷たい状態だと温かい物の熱が奪われてしまい、温度を下げてしまいます。
温かい物を入れてもぬるくなっているという場合は、これが原因かもしれません。
スープジャーに入れる時の温度を保つために効果的なのが、スープジャー本体の『予熱』です。象印マホービンでは、予熱の方法を次のように紹介しています。
また室温が低い場合は、効率よくスープジャーを温められるように『ふたをして置く』ようにしましょう。
急いでいる時はこの1〜2分が惜しいと感じますが、予熱があるとないとでは食べる時の温かさが変わるので、お弁当作りの工程にぜひ加えてみてください。
この方法は、保冷力アップにも応用できます。
冷たさをキープしたい場合は、熱湯を『冷水』に変え、同じように1〜2分放置します。スープジャーが冷えたらスープを入れ、ふたをしっかり閉めれば完了です。
スープジャーは汁物以外も入れられる
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『スープジャー』という名前なだけに、汁物しか入れられないと思うかもしれません。
象印マホービンの製品をはじめ、多くのスープジャーはサラダやフルーツも入れられ、中にはご飯を入れられる物もあります。
ただし、ご飯を入れる場合は『炊きたて』を入れるようにしましょう。
汁物と同じように予熱することで熱々ご飯をキープできますが、汁物に比べ冷めやすいのでできるだけ早く食べることが大切です。
なお、汁物より冷めやすく塩分を含んでいるという点から、具材の入った炊き込みご飯は食材だけでなくスープジャーを傷める原因となります。
ご飯を入れる場合は『白米のみ』にしましょう。
また、キムチやカレー、たくあんなど臭いの強い食べ物や、ほうれん草やニンジンなど色素の濃い食べ物はフードジャーに向いていません。
臭いが移るだけでなく、ふたが変色する場合があります。
スープジャーの保温力を最大限に活かすには、予熱が鍵となります。ひと手間加えるだけで、温かいままおいしく食べられるので、ぜひ試してみてください。
保冷にも応用できるので、季節を問わずスープジャーを活用して、食事の楽しみを広げましょう!
[文・構成/grape編集部]