フライパンで揚げ物を作っても大丈夫? メーカーの見解に「そうだったのか」
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※写真はイメージ
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「揚げ物を作るのが苦手」という人は多いですよね。
中には、油をたくさん使うのが怖くて、フライパンで揚げ物を作っている人もいるかもしれません。
食材を焼く・炒める用途で使うフライパンですが、揚げ物に使ってもいいものでしょうか。
フライパンなどの調理器具を製造している、アサヒ軽金属工業株式会社(以下、アサヒ軽金属工業)協力のもと紹介します。
「フライパンで揚げ物」はアリ!
アサヒ軽金属工業にうかがったところ、「フライパンで揚げ物を作るのはアリ」とのこと。
例えば、天ぷらもフライパンで作ることができ、天ぷら鍋の代用になるといいます。
以下、アサヒ軽金属工業による、フライパンで揚げ物を作る時の手順です。
1.食材は小さめに切る
揚げる時間が長いとベチャッと仕上がる原因になるので、食材はできるだけ小さめに切りましょう。さらに、薄く切ることで中までしっかり火が入り、加熱時間も短縮できます。
食材の水気は調理前にしっかりとふき取ります。水気が残っていると油ハネの原因となるので、注意してください。
2.フライパンの深さ半分以下の油で揚げる
油はついタップリ注ぎたくなりますが、その必要はありません。油ハネを防ぐためにも、油の量は『フライパンの深さ半分以下』を目安にしてください。
フライパンになみなみと注ぐのはNG。どんなフライパンがおすすめかは、後ほど解説します。
3.菜箸を使って油の温度を確認する
おいしく揚げるコツの1つは、油の温度。食材に適した温度で、短時間でサッと揚げると、カラッとおいしく仕上がります。
家に温度計がない人は、菜箸などを使えばだいたいの温度が分かります。以下、参考にしてください。
・低温(150~160℃):菜箸を油に付けた時、箸先から細かい泡が出てくるぐらいが目安。
・中温(170~180℃):箸全体から一定の感覚で泡が出続ける程度。とんかつ、かき揚げなど、揚げ物全般の適温といえます。
・高温(180~200℃):油に菜箸を付けた際、箸全体から大きな泡が勢いよく出続けます。魚介など水気を多く含む食材は高温で揚げます。
必要以上に温度が高くなると、食材に火が通りすぎておいしくないうえ、油が劣化しやすくなるので注意してください。
4.フライパンで食材を少量ずつ揚げていく
食材を油の中に入れる時、一度にたくさん入れると、せっかく適温に温められた油がまた冷えてしまいます。
適温がキープできているか、こまめにチェックしながら、少量ずつ揚げていきましょう。
※写真はイメージ
フライパンで揚げ物を作る時の注意点
フライパンで揚げ物を作る時には注意点があります。アサヒ軽金属工業からは、以下のようにアドバイスがありました。
油の温度をこまめに確認!火加減も調節する
揚げ物は油の温度を一定に保つことが大切です。しかし、深さのない浅いフライパンでは、食材を入れた時、油の温度が下がりやすいのが難点。
浅いフライパンを使う時は、油の温度をこまめに確認し、適温を保つよう火加減も調節してください。
油はねに要注意!
浅いフライパンの場合、はねた油がフライパンの外へ飛んでしまい、掃除が手間になります。
そのため、深いフライパンを使って、油は深さ半分以下の量を目安に入れるのが安心。後片付けの手間が少なくて済みますよ。
ただし、深いフライパンであっても、油をなみなみと入れると油はねすることがあるので要注意です。
アサヒ軽金属工業のウェブサイトでは、フライパンで作れる揚げ物のレシピを公開しています。気になった人はのぞいてみてください。
もう、天ぷら鍋はいらない? フライパンでお手軽揚げ物!
フライパンを使って揚げ物を作ることはできますが、注意点があるとのこと。
油の量やフライパンの深さに注意するほか、IHコンロの場合、正常に作動しない可能性があります。
フライパンだけでなく、コンロの表示や説明書も事前に確認し、安全に調理しましょう。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]