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使い捨てカイロはすぐポケットに入れないで! 理由に「早く知りたかった」

By - COLLY  公開:  更新:

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カイロ

※写真はイメージ

寒い時期に身体を温めてくれる使い捨てカイロは、貼るタイプや小さめのサイズなど、多くの種類があります。

開けたらすぐに温かくなるため、外出先などで役立ちます。常に持ち歩いているという人も多いのではないでしょうか。

しかし、いつものように使っていても、「なかなか温かくならない」と感じることはありませんか。

生活協同組合おおさかパルコープ(以下、おおさかパルコープ)のウェブサイトから、温かくならない原因と解決策について解説します。

使い捨てカイロが温かくならない原因とは

カイロを使っていても温かくならない場合は、『空気』が影響しているのだそう。おおさかパルコープは、以下のように解説しています。

使い捨てカイロが発熱するには空気が必要です。特に空気の通りにくい素材の服(ウインドブレーカーなど)の内側で使うと、酸素の供給が悪くなり、十分に発熱しない場合があります。

おおさかパルコープ ーより引用

使い捨てカイロが発熱する仕組みは、『袋内の鉄の成分と空気中の酸素』が反応した時に生じるのだそうです。

衣類のポケットなどに入れていた場合、空気を通しにくい素材だと酸素の量が少なくなって発熱量が落ちてしまいます。温かくならないと感じる時は、カイロを少しの時間、外気に当てるようにしてみましょう。

ただ、外気にさらしたままでは、熱が放出されて温かさを感じにくい時もあるとのこと。様子を見て調節してください。

「いつも通り使ってるのに、なぜか今日は温かくならない」という時は、カイロを振って息を吹きかけてみましょう。発熱を促すようにすることで、カイロは次第に温かくなってくるのだそうです。

使い捨てカイロの正しい使い方

使い捨てカイロ

※写真はイメージ

『貼るタイプ』のカイロは、衣類に貼ることでピンポイントにお腹や腰を温められます。

貼るタイプは袋から出したら、『揉まずに』服の上に貼ります。揉んでしまうと中身が片寄ってしまうため、そのまま貼りましょう。

衣類に貼るため薄くできており、温かさの平均持続時間は貼らないタイプよりも短めになっています。

『貼らないタイプ』のカイロは、袋から出して揉むのではなく『振る』ことで発熱します。

揉んでしまうと中身が目詰まりをおこしてしまい、発熱しにくくなるため気を付けましょう。

貼るタイプよりも持続時間は長く、温度も高い特徴があります。ポケットに入れたり、手を温めたりする使い方がおすすめです。

カイロは直接肌に当てると低温やけどをおこす恐れがあるため、注意が必要です。

低温やけどは体温より少し高い状態のものが肌に直接当たり続けることで生じるため、「気付かないうちにやけどしていた」という状態に陥りがちです。

貼るタイプを使用している場合は必ず衣類の上から貼り、1時間に1回程度は肌の状態を確認するようにします。また、寝る時には使用しないようにしましょう。

カイロを効果的に使うためには、仕組みを理解しておくといいですね。温かさが十分ではない場合は空気に当てるなどの工夫して、便利なカイロを安全に利用していきましょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
おおさかパルコープ

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