日本酒の賞味期限にないのはなぜ? 企業が解説する理由に納得!
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※写真はイメージ
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- 出典
- 喜久水
日本酒は、そのままたしなむ人が多いですが、料理に使う人もいるでしょう。日本酒を購入する時に気になるのが『賞味期限』ですよね。
お酒が好きですぐに飲んでしまう人は特に気にすることもないですが、頻繁に飲まない場合は賞味期限に敏感になるのが当然です。
本記事ではそもそも日本酒に賞味期限はあるのか、日本酒をおいしく飲める時期について、企業の解説をもとに紹介します。
日本酒に賞味期限はない
※写真はイメージ
日本酒を醸造、販売する喜久水酒造株式会社(以下、喜久水)のウェブサイトによると、日本酒に賞味期限はないようです。
日本酒を購入すると日付が記載されていますが、これは賞味期限ではなく製造時期の表記です。
また、この製造時期というのも、日本酒が造られた時期ではなく『容器に詰められた時期』を示しています。
日本酒に賞味期限がないのはなぜ
「賞味期限の記載がないと不安」という人もいるかもしれませんが、アルコール度数が高いお酒は基本的にそのアルコールの殺菌作用により、腐敗することはありません。
種類によっても異なりますが、日本酒のアルコール度数は15度前後のため腐敗する心配はないようです。
日本酒のほかにもワインやウイスキー、焼酎も日本酒と同様、賞味期限はありません。
日本酒にはおいしく飲める時期がある
上記でお伝えしたように日本酒に賞味期限はありませんが、『おいしく飲める時期』は存在します。
例えば、冒頭でお伝えしたように日本酒には製造時期が記載されており、『製造年月から約1年』ほどがおいしく飲める時期だと考えられています。
ただし火入れなしのまま貯蔵し、火入れ殺菌せず瓶詰めされた『生酒』や、絞った時に一度火入れし、瓶詰め時に火入れを行わない『生詰』の場合は異なるので注意が必要です。
喜久水によると、『生酒』や『生詰』の日本酒は、製造日から約9か月以内がおいしく飲める時期なのだとか。
上記の時期はあくまでも目安であり、日本酒の造りや保管状態によっても変わるので参考までに覚えておくといいでしょう。
火入れを行っているかどうかは日本酒のラベルに記載されているため、確認して『おいしく飲める時期』に飲んでみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]