『モニター』の理想的な高さとは?作業効率を上げるデスク環境の作り方
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パソコンを使ったデスクワークやテレワークの仕事が増加しており、長時間の作業で身体に不調をきたすケースも増えているようです。
不調の原因の1つにモニターの高さが考えられ、適切に調整することで、姿勢の改善や作業効率の向上が期待できるかもしれません。
本記事では、理想的なモニターの高さや調整方法、モニターの高さ調整に役立つツールについて紹介します。「健康的で効率的な作業を実現したい」という人は、ぜひ参考にしてください。
モニターの高さが合っていないことによる影響
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モニターの高さが自分に合っていないと、さまざまな健康被害をもたらすおそれがあり、作業効率にも影響するでしょう。
本章では、モニターの高さが合っていない場合に起こり得る健康被害について解説します。
『肩こり』『腰痛』といった身体の痛みが発生する
パソコン作業をする際は座っていることが多く、同じ姿勢を長時間キープしていると緊張状態が続き、筋肉が固まって代謝が悪くなる、血行不良になるといった原因を引き起こす可能性が高まるようです。
また、パソコンが目線より高い位置にあると見上げる姿勢が続くため、首や肩こりを引き起こす要因になるといわれています。
一方で目線より低い位置だと、猫背になりやすく腰痛や背中の痛みなどを発症しやすくなるでしょう。
その結果、身体が疲れやすい、痛みを伴うなどの健康被害だけでなく、集中力や作業効率の低下につながることも少なくありません。
『ドライアイ』の原因となる
『ドライアイ』とは、涙の分泌量の不足や涙の成分バランスの崩れが原因で目の乾き、疲れ、かすみ、不快感などを引き起こす病気だといわれています。涙の分泌量が減少すると、目の表面が傷付きやすい状態になってしまうのだとか。
ドライアイを放置すると、慢性的な目の不快感に悩まされるだけでなく「目が疲れやすい」「なんとなく見づらい」といった目の不調が出やすくなり、作業効率も低下する恐れがあります。
理想的なモニターの高さ
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理想的なモニターの高さは、モニターの上端が目の高さと同じもしくはやや下に位置するように調整することが推奨されているようです。
具体的には、モニターの中心が目の高さから『約15~20度』ほど下の角度になるのがよいといわれています。
これにより、首や肩への負担が軽減され自然な姿勢を保ちやすくなり、視線が自然と下向きになってドライアイにもなりにくくなるのだとか。
また、目からモニターまでの距離は『約50~70cm』が理想的で、この距離を保つことで目の負担が軽減されるといわれており、集中力を維持しやすくなるでしょう。
モニターの高さ調整に役立つツール
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モニターの高さを調整するためのツールとして、さまざまなアイテムが販売されています。
ここでは、代表的かつ使い勝手のよいツールを3つまとめました。
『モニターアーム』
『モニターアーム』とは、モニターやディスプレイを自分の好きな位置に固定するツールです。
設定位置や角度を自由に調整できるため、モニターの高さを目線の位置に合わせれば、首や肩の負担を軽減し作業効率のアップにつながるでしょう。
また、モニターアームはディスプレイを浮かせて設置するため、デスク上のスペースを広く確保できるという利点もあります。
モニターアームを検討する際は、『VESA規格』に対応しているか、耐荷重、アームの可動域、モニターの使用や装着枚数などを意識するとよいでしょう。
VESA規格とは、ディスプレイ背面の取り付け穴の位置とサイズを『75mm×75mm』もしくは『100mm×100mm』に統一した国際標準規格のことを指します。
モニターとモニターアーム双方のVESA規格が一致していないと取り付けられないため、事前に確認しておきましょう。
『ノートパソコンスタンド』
モニターではなくノートパソコンを使用している人は『ノートパソコンスタンド』が高さ調整に役立ちます。ノートパソコンスタンドとは、ノートパソコンの角度や高さを調整するための台や器具のことです。
ノートパソコンをそのまま机に置いてしまうと、前かがみになりがちで肩こりや首の痛みの原因になりやすいといわれています。スタンドを使うことで、画面の高さが目線に近付き、正しい姿勢を保ちやすくなるでしょう。
ほかにも、作業環境を整えてデスクスペースを有効活用できたり、ノートパソコンの冷却効果を高めたりといった効果も期待できます。
購入を検討する際は、より自分に合った高さに調整できるよう、高さや角度が調整できるタイプを選ぶとよいでしょう。
『昇降デスク』
昇降式のデスクも、モニターの高さ調整に有効です。
昇降機能を使えば、モニタ本体を動かしにくい場合でも、机の高さを調整することで目線の位置に画面を合わせられるでしょう。
特に電動式モデルであれば、ボタンやバーなどを操作して、自分に合った高さに調整できます。
姿勢に応じて視線の高さも変化するため、常に快適なモニタ位置を保ちやすく、目や身体への負担も軽減できるでしょう。
複数のモニターを使用している場合の対処法
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デュアルディスプレイなど複数のモニターを利用する場合は、まず『メインモニター』を正面に、その隣に『サブモニター』を配置することが好ましいとされています。
モニターが2つ以上あっても基本的な作業はメインモニターで行うことが多いでしょう。
メインモニターを目の高さに合った位置に配置し、情報収集などにサブモニターを利用すれば、疲労を軽減しながら作業に集中できます。
モニターの配置は横並びの配置が一般的ですが、もしサブモニターの端が視界に入らないサイズであれば、モニターアームなどを使い縦置きにするのもおすすめです。
サブモニターを縦置きする際は、肩こりやドライアイを予防するためにも、目線を上げすぎないよう注意しましょう。
モニターは自分に合った高さに設定しよう
パソコン作業をする際は、モニターを常に見続けることになるため、適切な高さに調整することで疲労軽減や生産性の向上に役立ちます。
理想的なモニターの高さは、モニターの上端が目の高さと同じもしくはやや下に位置することがよいようです。
モニターアームやノートパソコンスタンドなどのツールを使うことで、より適切な高さに調整しやすくなります。
モニターの高さを最適化し、健康で快適な作業環境を実現させましょう。
[文・構成/grape編集部]