レストランで朝食をとる黒人の親子 彼らを見つめる老夫婦が…
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

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アメリカの中西部に位置するオハイオ州クリブランドに住むスミスさんという男性。
1人で子どもを育てるスミスさんはある朝、息子さんと一緒に郊外のレストランで朝食をとっていました。
そこで、思いがけない人から、心温まる親切を受けることになります。
親子を見つめる老夫婦の視線
スミスさんは息子さんにご飯を食べさせている時、視線に気づきます。
席から少し離れた場所に座る老夫婦でした。
少し気にはなったものの、笑顔で見つめてくる老夫婦に「きっと子どもが可愛いのかな」ぐらいに思い、そのまま食事を続けました。
食事が終わり、代金を支払う段階になって、スミスさんは驚きます。既に代金は支払われていると言うのです。
不思議に思いながらも、車に戻ったところ…
ワイパーに挟まった、こんなメモを見付けることになったのです。
たった1人で息子さんの世話をする父親の姿に感心した見知らぬ老夫婦が、朝食の代金を支払ってくれていたのです。
この親切にとても感激したスミスさん。
もちろん、純粋に老夫婦の気持ちが嬉しかったということもありましたが、もう1つスミスさんには感激する理由があったのです。
自身は父親を知らずに育った
実はスミスさんは母子家庭に育ち、父親を知りません。
だからこそ、子どもにとっての父親の重要性を認識していました。
老夫婦が息子の面倒を見る父親の姿に感激してくれた
そのこと自体が、とても嬉しかったのです。
「僕がこうして息子の子育てをすることは、人として正しいことだと信じています」
「僕は彼のために、いつもそばにいます。
たとえ息子が成長して大人になっても、いつも見守っていたと思っています」
後に地元メディアのインタビューを受けたスミスさんはこう答えています。
そして、老夫婦への感謝と、そのお返しとして、こんなことも話しました。
「ご夫婦の善意に心から感謝をしています」
「私もまた彼らにしてもらった親切を、ほかの誰かに善意として返して行きたい、と心から思っています」
親子に親切にした老夫婦と、その親切をほかの誰かに返したいと願う父親。
こうして善意の輪が広がって行くとすれば、それは何よりも素晴らしいことですね。