米スタバの毎年恒例ホリデーカップ 2016年は日本人がデザイン

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:@Starbucks

アメリカのスターバックスコーヒーの店舗で、毎年恒例の季節限定ホリデーカップが2016年11月1日から登場しました。

スタバのホリデーカップといえばクリスマスらしい赤い色のカップのイメージが強いですが、2016年は緑色のカップに特別な思いが込められたイラストが描かれています。

1本の線によって描かれている友人たち、バリスタたち、お客さんたち…私たちはみんな繋がっていることを思い出させてくれる

@Starbucks / Twitter ーより引用(和訳)

2016年のスペシャルホリデーカップのテーマは『結束』。スターバックス社のCEOであるハワード・シュルツ氏は、『(アメリカ大統領選挙によって)国民が分裂している今、我々の価値観やお互いに尊重し合うことの大切さを思い出させてくれるものを作りたかった。』とコメントしています。

緑色のカップにはさまざまな人種、性別、年齢の人たちが描かれています。そしてこの特別なデザインのカップを手掛けたのはショウゴ・オオタ氏という日本人アーティストなのです。

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出典:YouTube

岐阜県出身のオオタ氏は今から14年前、アートを学ぶためにアメリカのアイダホ州の大学に留学しました。当時はアイダホ州がアメリカのどのあたりにあるのかも知らず、英語も話せなかったそうです。

大学で学んだ後、オオタ氏はアートコンテストで2度も優勝。それがきっかけでワシントン州シアトルにある小さな会社でグラフィックデザイナーとしてインターンをすることになりました。

そして2012年についに自身の会社を立ち上げ、2014年からスターバックス社の嘱託アーティストとして同社のポスターなどを手掛けています。

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出典:YouTube

オオタ氏がデザインしたホリデーカップには世界の国々に住むさまざな職業の人たちが描かれています。またオオタ氏のお父さんや息子、奥さんのおばあさんなど家族の姿も。

たくさんの人たちが1本の線でつながっているこのイラストは、例え知り合いでなくても、私たちはみんなどこかでつながっているのだ、ということに気付かせてくれます。そして考え方や価値観が違うからといっていがみ合うのではなく、お互い尊重し合うことの大切さを思い出させてくれます。

こちらの動画ではオオタ氏の紹介と共に、彼がホリデーカップを描いているメイキング映像が見られますよ。

この緑色のスペシャルホリデーカップはアメリカ国内の一部の店舗で、期間限定で提供されています。そして近々、通常の赤いホリデーカップが登場する予定です。

またスターバックスの公式ブログではオオタ氏を紹介する特集ページがあります。こうして海外で日本人アーティストが活躍している姿を見ると感動してしまいます。

缶ドリンクの写真

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出典
@StarbucksMeet the artist behind the Starbucks green cup design1912pike.com

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