海洋堂『阿修羅像』フィギュアの完成度が想像より上だった 木下隆志氏が再現した「ありのままの姿」

By - grape編集部  公開:  更新:

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仏像をモチーフにしたグッズや、精密に作られた仏像フィギュア。最近、若い人たちの間でそんな仏像アイテムを購入するファンが増えています。

日常生活に気軽に取り入れられて、見ていると何となく心が安らぐ。造形品や美術品として鑑賞するのも楽しい。そのような様々な理由で仏像アイテムを買い求める方が、思わず「ありがたや…!」と手を合わせてしまいそうな朗報をお届けします。

食玩やフィギュアで有名な『海洋堂』から、細部まで緻密に再現した究極の新造形『阿修羅像』が登場しました。

「えっ、これ本物じゃないんですか?!」と目を疑うほどの完成度。造形作家・木下隆志氏の熟練の技と緻密な計算、徹底的な観察によって生み出された、究極の『阿修羅像』です。

造形作家・木下隆志氏が追求した「ありのままの姿」

木下隆志氏は実際の阿修羅像を徹底的に観察し、仏像が持つ独特の空気感を再現することにこだわったといいます。単なる「かたちの模倣」ではなく、実物が持つ神秘的な存在感まで閉じ込めようとした姿勢が、この作品のもっとも大きな特徴といえるでしょう。

『阿修羅』といえば一般的に戦いの神という印象が強く、激しい戦いや争いの行われる場所を指す『修羅場』という言葉の語源になったとも言われているほど、有名な神様です。

仏像に詳しくない人でも、教科書などで名前や写真を一度は目にしたことがあるはずの興福寺の『阿修羅像』。この国宝にも指定されている仏像を神秘的な雰囲気そのままに、「ありのままの姿」で表現したのが海洋堂の『阿修羅像』です。

光の当たり方で変わる表情まで再現した精密造形

憂いを帯びた少年のような中性的なたたずまい、凛としていながらもどこか哀しげな顔つき。光の当たる具合によって微妙に変わる表情にまでこだわって『阿修羅像』は再現されているのだとか。

また、まぶたの薄さや目の形だけでなく、指の位置、針金の露出や欠損している部分まで「ありのままの姿」で造形しています。これは息をのむ迫力です…。

実物の阿修羅像は長い年月を経て一部が欠損しており、その「傷み」もそのまま再現している点が、このフィギュアを単なる複製品と一線画す部分です。補修・修復後の「きれいな姿」ではなく、現在の姿を忠実に写し取ることで、1300年以上の歴史の重みまで感じさせる仕上がりになっています。

全高約38cmという存在感と、飾り方の注意点

全高約38cm。この大きさもあいまってまさに実物と見間違ってしまうほどのハイクオリティです。もはや溜息しかでません。

38cmという高さは、一般的なフィギュアと比べてかなり大きめのサイズです。棚や台の上に置いたとき、目線の高さに近い位置に顔が来るため、正面から向き合ったときの存在感は格別なものがあります。設置には相応のスペースが必要で、倒れた際のダメージも大きくなりますので、安定した台座や振動の少ない場所への設置をおすすめします。

パッケージもこだわりぬかれた重厚なデザインです。その荘厳な雰囲気に圧倒されそうですね。御開帳後はパッケージごとそのまま飾りたくなってしまいます。

研ぎ澄まされた究極の美・海洋堂の『阿修羅像』。拝まずにはいられない逸品です。


[文・構成/grape編集部]

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