このマークの意味、知っていますか? 街で見かけたら、優しい気遣いをしたい
公開: 更新:

障がい者を助ける『透明マスク』に称賛の声 「素晴らしい発想」「これは助かる!」ユニ・チャームの画期的なマスクがネットで話題に。障がい者に配慮した作りに称賛の声が上がっています。

「赤ちゃんにヘルメットなんて!」 治療を理解されない悩みから生まれた『啓発マーク』お母さんのお腹の中にいるころのクセや体勢によって、頭が絶壁になってしまったり、横に平たくなってしまったり、後方に出すぎてしまったりと、赤ちゃんの頭蓋骨の形が歪んでしまうことがあります。 いままでは、軽度の変形の場合はクッ...






この緑色のマーク、目にしたことがありますか? その意味まで知っているという方は、まだ少ないのではないでしょうか。
Twitterユーザーの@PrinceRiceさんの投稿には、「知らなかった、覚えておきたい!」というコメントが多く寄せられています。
呼び方は「耳マーク」。聴覚に障害がある方は、見た目では不自由があることがわかりづらく、日常生活で不利益な思いをすることが多くあります。このマークで、自分の耳が不自由であることを自己表現し、周囲に理解をお願いすることができます。
出典:耳マーク – 一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会が普及を進めているシンボルマークです。耳に音が入ってくる様子を矢印で表し、聞き取ろうとしている様子を表現しているそうです。
また、自治体、病院、銀行などがこのマークを掲示して、耳が不自由な方には申し出があれば必要な援助をする、という意思を示すという使い方もあります。
障害のある方が自主的に身につけられるよう、バッジやシール、ストラップなどのグッズも販売されています。このマークを身につけている人には、はっきりゆっくりと話したり、身振りや筆談を交えるなどの、相手が求める気遣いをしてあげられるよう、覚えておきたいですね。
[文・構成/grape編集部]