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花見中に『カセットコンロのボンベ』が破裂する事故が 知っておきたい使い方

By - grape編集部  公開:  更新:

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2017年4月4日、宮崎県延岡市(のべおかし)で花見中の大学生が使っていたカセットコンロのボンベが破裂し、6人が怪我を負う事故が起きました。

警察が原因を調査中で、その使い方に問題があったのではないかと見られています。

カセットコンロのボンベが破裂する原因

カセットコンロのボンベが破裂する事故は、たびたび起こっています。

2011年には、東京都のとある高等学校の文化祭で、間違った使用方法をとっていたために同じような事故が起こりました。

高等学校の文化祭において、校庭中庭でカセットコンロを使用して調理をしていた途中に、カセットコンロの火が消えたため、男子生徒(17)がカセットボンベを取り外したところ、手元で破裂し左手を受傷した。

東京消防庁 ーより引用

この事故は、コンロの五徳(受け皿)を逆さに使ってしまったことで高さが足りず、フライパンとボンベの距離が近くなり、熱が伝わったことが原因でした。

カセットコンロの説明書には、ほとんどの場合このような記載があります。

  • ボンベが入っている容器カバーを覆う大きさの、鉄板などの調理器具は使用しない
  • コンロを2台以上並べて使用しない

いずれも、ボンベが温まることで破裂の危険があるためです。

実際にボンベが破裂するところや、原因を説明した動画がありますのでこちらもご覧ください。

花見の楽しい思い出が、悲惨な思い出に変わらないように、改めて正しい使い方を確認しておきたいものです。


[文・構成/grape編集部]

出典
東京消防庁カセット式卓上コンロの爆発事故多発に注意呼びかけ(10/02/24)

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