笑顔の声の挨拶を アナウンサー押阪忍の『美しいことば』
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
このラバーストラップ、実は? 「思い出を形にする素敵な活動」「唯一無二だ…」2025年1月9日、山崎智音(@chion777)さんがXに公開したラバーストラップにまつわる投稿に、多くの反響が上がっています。ラバーストラップは、カバンやリュックサックなどに付けて楽しめる、汎用性の高いアイテムですよね。その『素材』に、注目が集まっているのです。
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【祝】佐々木朗希、結婚を発表 「朝からビックリ」「なんて嬉しいニュース」『ロサンゼルス・ドジャース』の佐々木朗希選手が、結婚したことを発表。2025年2月22日に自身のInstagramで報告しています。
こんにちは、フリーアナウンサーの元祖!?などと言われている押阪忍です。
ご縁を頂きまして、この欄で、お喋りをさせていただくことになりました。お目に留まれば、シニアアナウンサー(花ウンサー)の『独り言』にお付き合いいただければ幸いです。
花の四月は、新学期 新年度。新しいピッカピカのランドセルの小学一年生のハシャイダ登下校の姿や、まだ馴染めないスーツやスカート姿の新入社員のやや硬い表情やしぐさ…。各所に新しい希望の息吹きが感じられます。学校でも会社でも新しい出会いが始まりますが、人との出会いは、やはり「挨拶」から始まるのではないでしょうか。
挨拶はまず『声』です。そして『笑顔』です。笑顔での挨拶は、語感が自然に柔らかく、親しみやすくなります。できれば少し大きめの声で「おはよう」「こんにちは」と挨拶をしましょう。
この時季、会社役員や幹部の方に、いつもお願いしていることがあります。それは新人教育の中で、先ず第一に、社員やスタッフをきちんと挨拶のできる人材に育てて頂きたいということなのです。
現代は核家族で少子化、加えて映像時代、「見るが先、話すは後」のゲームやスマホで育った若者達が大半です。日常生活でも相手の声にすぐ反応する態勢が整っておらず、挨拶をされても、声のする方へチラッと視線を送るか、ピョコンとお辞儀をする程度です。挨拶のタイミングを一拍二拍とずらしてしまうのです。
目上の方からの笑顔の挨拶に対しては、より笑顔の声の挨拶をお返しするのが、マナー、エチケットの『基本のキ』です。この時、応分の会釈も忘れずに…。
新入社員やスタッフに、子供への躾を説くのは、いささか内心忸怩たる思いもありますが、真新しいスポンジのような気持ちで入社する新人たちにはこの一ヶ月、先ずは尊敬される社会人として、敬語を含めた『笑顔の声の挨拶』を、しっかり身につけて欲しいと、老アナウンサーは願っております。
<2017年4月>
フリーアナウンサー 押阪 忍
1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。1965年には民放テレビ初のフリーアナウンサーとなる。以降テレビやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典なども行う。2016年現在、アナウンサー生活58年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。