「ラップを使っておにぎり、下手な証拠」その言葉に女医が反論

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

現在育児中の女医、HAL(@halproject00)さんが高校生だった時の話。

HALさんは手にラップを乗せ、その上でおにぎりを握っていました。すると、ある人からこんなことをいわれたそうです。

ラップを使って握るなんて、下手な証拠。味気ないし、愛情が感じられない。

この時は高校生だったHALさん。時は流れ、医師になったHALさんは「やはり、おにぎりはラップで握ったほうがよいのでは」と考えるようになったそうです。

その理由は、手についていることがある『黄色ブドウ球菌』が、おにぎりに付着することを防ぐため。

実際、東京都福祉保健局にもおにぎりによる食中毒は多く報告されています。

5月中旬、大学野球大会の会場で、おにぎりが原因の黄色ブドウ球菌による食中毒が発生しました。患者は野球選手でした。

黄色ブドウ球菌は、増殖する際にエンテロトキシンという毒素を産生し、非常に激しいおう吐を引き起こします。

東京都福祉保健局 食品衛生の窓 ーより引用・抜粋

黄色ブドウ球菌は、特に傷口に多いそうです。手荒れがひどかったり、おできなどがある場合は、おにぎりを握ることは「極力避けたほうが無難」と、HALさんは語ります。

また、正しい手洗いのやり方を覚えることも推奨しています。

素手でおにぎりを握る人が少なくない現在。今回はラップで握る方法を紹介しましたが、手袋を使うなど、ほかの予防法もあります。

時に暑いとさえ感じる、いまの季節。より注意をしたほうがよさそうですね。

HALさんは手洗いのやり方や、食中毒の予防法などをまとめています。こちらも見て、さらに知識を得てはいかがでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@halproject00東京都福祉保健局

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