「わーすっごく素敵な花!」と思いきや 皆さん、だまされることなかれ
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- 出典
- @100kiyagyou
花を見ていると癒されたり、幸せな気分になったりしますよね。
しかし、花の種類は多種多様で「本当に花なの?」と目を疑うものもあります。
可憐で神秘的すぎる、これは…
渡辺福助(@100kiyagyou)さんが「三千年に一度だけ咲くと言われている優曇華(うどんげ)の花を見つけました」 というコメントと共に投稿したこちらの画像。
小枝から細い茎のようなものが伸びて、先端が丸くなり輝いてるように見えます。
まるで、カイワレダイコンや、綿棒のような不思議なシルエット…。風になびくようなはかなげで、神秘的な雰囲気に吸い込まれそうになります。
渡辺さんは、神奈川県大和市の自宅近くの公園で偶然見付け、以前、本で見たことがある『優曇華』の花かもしれない、と気付いたのだそうです。
『優曇華』は法華経(ほけきょう)など、古くからのさまざまな仏典に登場する植物で、「3000年に一度花をつける」といわれています。
投稿を見た人からは、「小さくてかわいい」「とても綺麗」「感動しました」などの感想が寄せられました。
さらに、こんな驚きの声も上がっています。
ロマンチックかと思いきや…
しかし皆さん、だまされないでください。この写真は『花』ではないのです。
一体、何かというと…。
※写真はイメージ
ムムムッ!!!虫!?
正体は『クサカゲロウ』という昆虫の卵なのです!
茎のように見えるものは、メスがお腹から出した糸で、先端についているものが卵です。卵は直径1ミリほどの小ささ。
日本では古来より、クサカゲロウの卵を『優曇華』の花とみなしてきました。それほど、神秘的で珍しい光景という意味。
正体を知ってしまう前と後では印象が大きく変わりますが、それにしても、美しいことに変わりはありません。
ずっと見つめていたくなってしまいますね。
[文・構成/grape編集部]