「捨てるなら殺して」環境保護のお姉さんの言葉に、小学生はハッとした
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

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小学生のころ、学校行事の環境学習に参加していた@imperfect_ppさん。ある日、授業の一環で荒川を訪れたそうです。
その際、環境保護の活動をしているお姉さんの放った『衝撃的な言葉』が忘れられないのだといいます。
一体、どのような言葉を聞いたのでしょうか。
「捨てるなら、殺してください」
「間違いが起きる前に、最初にいっておきます。
ほかで捨てるなら、殺してくださいね」
とても強い言葉を使い、そういい放ったお姉さん。小学生にとって「殺してください」という言葉は、想像以上に刺激が強いことでしょう。
続く言葉には、お姉さんがそういった理由が込められていました。
「殺すのが嫌なら、最後まできちんと飼育してください。
その自信もないなら、いますぐ、この荒川に戻しましょう」
お姉さんが伝えたかったのは、『命というものの重さ』。
小学生の中に『生き物を殺したい』と思う子はいないはず。それを分かったうえで、お姉さんはあえて強い言葉を使ったのではないでしょうか。
また、生き物を別の場所に放つことは、生態系の破壊にもつながります。環境保護を仕事としている以上、そのことを子どもたちにも知ってもらいたかったのだと思います。
『命』というものの重さ
当時を振り返り、「この授業が、僕にとって重要なものであったことは間違いないです」とコメントする投稿者さん。
子どものころの投稿者さんは、お姉さんの言葉によって、改めて『命』について考えたのではないでしょうか。
もちろん、それは周囲にいた同級生たちも同じだったはずです。
「こんなに手がかかるとは思わなかった」
「フンの処理が面倒だし、汚い」
「改めて考えてみたら、家ではやっぱり飼えなかった」
悲しいことに、そういった理由でペットを捨ててしまう人が存在します。そして、簡単に捨ててしまう人もいるのです。
※写真はイメージ
どんなに小さな生き物にも、人間と同じ命が宿っています。
人間が生き物を飼うということは、1つの命と共に生きるということ。そして飼い主には、命を最期まで見届ける責任が生じます。
強い言葉ですが、生き物を捨てるということは、『殺す』ことと同じです。生態系を破壊することも、命を奪うことに繋がる可能性があります。
『生き物を飼う』という責任をしっかりと把握したうえで、私たちは『新しい家族』と生活すべきなのです。
[文・構成/grape編集部]