少年がお小遣いで買ったものにママ困惑 しかし、そこには心温まる理由が
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子どものころ、お手伝いのご褒美としてお小遣いをもらうと嬉しかったものです。
「何を買おうかな」「あれがいいかな」などと考えては、ワクワクしていたことをいまでも覚えています。
しかし、自分の欲しいものを買うためにお小遣いを使う子ばかりではないようです。
5ドルのお小遣いの使い道は…
その日、母親と一緒にスーパーマーケットを訪れたドーソンくん。行儀よくしていたご褒美として、5ドルのお小遣いをもらい、嬉しそうにお菓子売り場へと走って行きました。
しかし、ドーソンくんが選んだのは、同じ種類のミント味のキャンディーを5個。
好物なわけではないのに、一体なぜ…。
首をかしげるお母さんを前に、ドーソンくんはこういいます。
あの人たちに、プレゼントしたい。
そういって、制服姿でスーパーマーケットを訪れていた消防士さんたちを指差したのです。
クリスマスプレゼントに欲しいものを聞かれて「消防士になりたい」と答えるほど、消防士に強い憧れを抱いていたドーソンくん。
大好きな消防士たちのために何かできることはないかと考えた結果、ミント味のキャンディーをプレゼントしたのです。
そんなドーソンくんの姿を見た母親は「彼の母親でいることが誇りだわ」と語り、深く感動したといいます。
それは消防士たちも同じで、その後、彼らは感謝の気持ちとしてドーソンくんに消防士がかぶる本物のヘルメットをプレゼント!
さらに、消防署に招待して消防車に乗せてあげたり、消防ホースの訓練を体験させてあげたりと、ドーソンくんの「消防士になりたい」という夢を叶えてあげたのです!
その日の出来事は、ドーソンくんにとって消防士への憧れをさらに強いものにしたことでしょう。どうかこれからも、人を思いやる優しい気持ちを忘れずにいてほしいですね。
[文・構成/grape編集部]