「大都会に来て、味覚が変わったのか…?」 動揺する娘に、母が強烈な『ひと言』
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転職のため鹿児島から上京し、一人暮らしをしている私。
地域差による違いに、驚くことがしばしばあります。
九州の醤油は甘い!?
ある日、大好物である『きんぴらごぼう』を作った時のこと。できあがったものを口にした私は、違和感を覚えて首をかしげます。
※写真はイメージ
「いままで食べていたきんぴらごぼうと、味が違うなぁ」
大都会に身を置いた私は、味覚が変わってしまったのでしょうか…!
どことなく、これまで食べてきたものよりも薄味に感じます。醤油の量が足りなかったのかと思い、もう一度炒め直すも、結果は変わりませんでした。
悩んだ末に、実家の母に連絡してみると、驚きの答えが返ってきたのです。
「そりゃあ、そうよ。九州の醤油はほかの地域より甘いんだから」
※写真はイメージ
し、知らなかった…!
母いわく、九州で販売されている醤油はほかの地域のものよりも甘く、濃厚な味をしているのだそうです。
私は半信半疑になりつつも、鹿児島県の特産品などを販売している東京都内の店『かごしま遊楽館』へ行き、実家でよく見慣れた商品を購入。
帰宅し、再びきんぴらごぼうを作ってみたところ、「これこれ、この味!」とうなずいてしまう、食べ慣れた味が口中に広がったのです。
関東や関西出身の同僚にも実際に食べさせてみたところ、次のような反応が返ってきました。
・明らかに甘い。砂糖が入っているのかと思った。
・九州の醤油で味付けした料理は、全体的に濃い。白米とあわせて食べたくなる。
・関東の醤油はサッパリとしていて、九州の醤油はまろやかでコクがある。
醤油だけでなく、料理にまつわる地域差は、探してみるとまだまだたくさんありそうですね。
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[文・構成/grape編集部]