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「救急車を呼ばないで!」 周りの人の1本の電話が命を救ってくれた

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

病気やケガなど、緊急時に病院へ搬送してくれる救急車。自分では病院に行くことができない時に助けてくれる、とてもありがたい存在です。

しかし、一部では「足をねん挫した」「いつもより熱がある」など、軽い症状でも救急車をタクシーのように使う行為が問題視されています。

「どういった症状なら救急車を呼ぶべきか」と判断するのは、素人にはとても難しいものです。そのため、「これくらいなら大丈夫」と苦しい時でも救急車を呼ばずに我慢してしまう人もいます。

判断に迷ったら

実は、そういった悩みを解決してくれる便利な電話番号があるのです。

#7119

この電話番号は、救急車を呼んだほうがいいのか、すぐに病院に行ったほうがいいのかなど、迷った際の相談窓口として専門家からアドバイスを受けることができる『救急安心センター』へつながります。

365日24時間体制で対応してくれるので、迷った時はすぐに相談することが可能です。

また、救急安心センターは以下のような効果を狙って実施されています。

地域の限られた救急車を有効に活用し、緊急性の高い症状の傷病者にできるだけ早く救急車が到着できるようにすることに加え、住民が適切なタイミングで医療機関を受診できるよう支援するためのもの。

総務省消防庁 ーより引用

平成30年4月1日現在、救急安心センターは東京都、埼玉県、大阪府などの一部都道府県や、札幌市周辺といった一部地域のみの実施となっています。

救急安心センターについて、ネット上ではこのような声が上がっています。

・出先で40度の熱を出し時に、近くの病院を教えてくれてとても助かりました。

・救急車を呼ぶ前に、電話で相談ができるのはとてもありがたいです。

・まだ全然普及してないんですよね。早く全国に広まってほしい。

・妊婦さんとか緊急の判断に困るだろうから、こういうのをもっと活用してほしい。

・過労で倒れた時に「救急車を呼ばないで!」っていったけど、周りの人が#7119に電話してくれて、救急車を呼んでくれたから助かった。

緊急時に専門家の話を聞くことができれば、パニックにならず冷静に判断することができそうです。

救急安心センターの情報は、総務省消防庁に概要や実施地域などが記載されています。

いざという時のために、一度確認しておいてくださいね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
総務省消防庁

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