甲子園開幕 暑すぎる夏に『ひんやりことば』で涼感を
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こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。
ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独り言』にお付き合いください。
ひんやりことばで涼感を
アナウンサー押阪忍の『美しいことば』
連日40度近い猛暑 炎暑が続いています。その中で甲子園の高校野球も始まりました。
今年は100回記念大会でもあり、真紅の大優勝旗も真新しくなりました。それを持ち帰るのはさて、都道府県 どこの高校でしょうか…。
ところで熱闘甲子園のグランド上は40数度以上といわれ、プレイする選手の熱中症が先ず心配です。それとスタンドの応援団も今回は帽子、水筒、うちわ、塩分、甲子園名物カチワリなど、準備万端の応援体制が必要でしょうねぇ。
さてさて、気象災害ともいえるこの熱暑を 少しでも涼しく感じさせる為に、こんな『ひんやりことば』を敢えて使ってみると、一瞬なりとも涼感を味わえるのではないか? と思ったりしているのですが…。
例えば、
氷水、冷水、冷茶、アイスクリーム、アイスコーヒー、ひやむぎ、冷やし中華、冷やしそうめん、冷えたおしぼり、クールビズ、キーンとくるビール、冷蔵庫、かき氷、水瓜、打ち水、風鈴、浴衣、団扇。
打ち上げ花火、屋形船、川下り、滝しぶき、マイナスイオン、水遊び、木陰、夕立ち、蛍、怪談、妖怪、おばけ屋敷…などなど。
こんな冷感のあることばを普段の会話の中で、敢えてさりげなく使ってみると、そんな風味や場景が思い浮び、ひと時でも涼感を覚えるのではないかと思うのですが…。
暑い暑い…を連発するよりも、ことば遊び感覚で涼しさを演出する…涼風を届ける…。子どもチックではありますが、こんな『ひんやりことば』を幾つか使っていただくと、聴く方もその瞬間は涼しくなるような気がするのですが…。
う~んなんだか ムリムリの、こじつけになりますかねぇ…。
<2018年8月>
フリーアナウンサー 押阪 忍
1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典なども行う。2018年現在、アナウンサー生活60年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。