1週間しかなかった『昭和64年』に、あの金メダリストが誕生!改元前に、1989年を振り返ると?
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2019年4月30日、天皇陛下が譲位され、皇太子さまが翌5月1日に即位されます。
それに伴い、約30年に及んだ「平成(へいせい)」が終わり、新しい元号「令和(れいわ)」へと切り替わります。
新たな元号はどうなるのか?
多くの人が気になる新元号は4月1日に公表されました。
安倍総理は当初、4月11日の公表を想定していたといわれていますが、改元に伴うコンピュータシステムなどの改修が間に合わないと判断し、断念。4月1日公表に落ち着いたといいます。
もちろん、令和は公表されましたが、平成は4月30日まで続きます。
つまり、平成31年は1月1日から4月30日までの4か月間。一方、新元号の元年は5月1日から12月31日までの8か月間となります。
「平成31年はたった4か月だけか…」
そんな感想を抱く人もいるでしょう。
しかし、昭和最後の年『昭和64年』は、もっと短いものでした…。
昭和64年の出来事とは?
昭和64(1989)年1月7日。TVでは、早朝から「昭和天皇がご危篤である」といったニュースが報じられていました。
すでに前年から体調不良が伝えられていた昭和天皇。当時はインターネットが現在ほど普及していなかったこともあり、多くの人がTV番組に釘付けになっていたといわれています。
その後、午前8時前。宮内庁が「6時33分に昭和天皇が崩御された」と発表し、各メディアが一斉に新しい天皇陛下の即位を伝えました。
すぐに総理大臣官邸で臨時閣議が開かれ、元号の選定に入ります。水面下では、すでに改元の準備が進められていたといわれていますが、平成という元号が発表されたのは午後2時半すぎ。
40歳以上の人は、当時の官房長官だった小渕恵三さんが『平成』という新元号を発表する姿を鮮明に記憶していることでしょう。
『平成』という新元号が用いられるのは、小渕さんの発表の翌日。つまり、1989年1月8日から平成元年がスタートしました。
たった7日間しかなかった昭和64年だが…
新しい元号に日本中が注目した1989年1月7日。一方で「昭和64年は1週間で終わってしまった」ともいえます。
たった7日間しかなかった昭和64年。
しかし、その短い期間の中で、平成の日本を熱狂させる人物が生まれていたのです。