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日本の新元号、海外メディアはこう報じた 「BBCのセンスがカッコいい」

By - grape編集部  公開:  更新:

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多くの日本国民が新元号発表に湧いた、2019年4月1日。

新元号『令和』は日本国内だけでなく世界の注目も集め、アメリカのウォールストリートジャーナル誌をはじめ、イギリスのBBCなど、多くの海外メディアでも紹介されました。

そんな中、メディアによって異なる『令和』の解釈が、日本で話題を呼んでいます。

新元号『令和』を、海外メディアはこう報じた

多くの海外メディアが、『令和』が万葉集からの引用であることや、新元号に込めた安倍晋三首相の説明を紹介する中で、イギリスのガーディアン誌とBBCの解説は個性あふれるものでした。

イギリス・ガーディアン誌

イギリスのガーディアン誌では、「新元号『令和』の翻訳に苦労した」というTVコメンテーターの発言に触れた上で、『令』と『和』の漢字の解釈について説明。

『令』と『和』は、8世紀に誕生した『万葉集』からの引用であり、それぞれ『縁起のよい(fortunate)』『auspicious(幸運)』そして『平和(peace)』『調和(harmony)』という意味が含まれている。

The Guardian ーより引用(和訳)

イギリス・BBC

続いて、イギリスの公共放送局『BBC』は、『令和』の意味について、このように解説しています。

新元号は『令(Rei)』と『和(Wa)』の2つの文字で構成されている。『令』は『命令(commands)』『秩序(order)』という意味だけでなく、『めでたい(auspicious)』『よい(good)』という意味もある。

BBC ーより引用(和訳)

その上で、BBCは新元号『令和』の意味を「order and harmony(秩序と調和)」と紹介。

日本のネット上では、イギリスのBBCによる「order and harmony」という解説が「カッコいい」「センスがいい」と好意的に受け取られていました。

なお、新元号が施行されるのは2019年5月1日から。平成が終わり、新しい時代が幕をあける瞬間、再び話題を呼びそうです。


[文・構成/grape編集部]

出典
BBCThe Guardian

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