「富裕国のゴミ捨て場じゃない」 マレーシア 不法輸出のゴミを日本などへ返却
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※写真はイメージ

遠野なぎこさんが逝去 ブログで発表2025年7月17日、俳優の遠野なぎこさんが、亡くなっていることが分かりました。享年45歳でした。

「全国に広がってほしい」「とても助かる」 夏休み中の昼食提供サービスに反響神奈川県川崎市は夏休み期間中、同市内にある全ての放課後児童クラブで、昼食を提供するサービスを始めます。 保護者の負担を軽減する取り組みに、反響が上がっています。
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遠野なぎこさんが逝去 ブログで発表2025年7月17日、俳優の遠野なぎこさんが、亡くなっていることが分かりました。享年45歳でした。
「全国に広がってほしい」「とても助かる」 夏休み中の昼食提供サービスに反響神奈川県川崎市は夏休み期間中、同市内にある全ての放課後児童クラブで、昼食を提供するサービスを始めます。 保護者の負担を軽減する取り組みに、反響が上がっています。
ふだん何気なく捨てているプラスチックゴミ。それらは当然、国内でリサイクルされていると思っている人が多いかもしれません。
しかし、日本国内の多くのプラスチックゴミは、人件費の安い東南アジアの国々に輸出されているのです。
中にはリサイクルできないゴミを混ぜて違法に輸出するケースもあり、深刻な環境汚染につながるとして、問題になっています。
マレーシア 違法プラゴミを先進国に返却
2019年5月28日、マレーシア政府は、日本やアメリカ、カナダ、オーストラリアなどからプラスチックゴミが不法に輸入されたとして「計3千tを輸出元の国に送り返す」と発表。
同日、首都クアラルンプール近郊の港でプラスチックゴミが積み込まれたコンテナを公開しました。
公開されたコンテナには、『資源ゴミ』と偽って持ち込まれた、再利用できない汚れたプラスチックなどの廃棄物が大量に詰まっていました。
マレーシア政府は、不法な輸出を行ったとする業者のリストを添付。各国政府に捜査するよう要求するとしています。
マレーシアのヨー・ビーイン環境相は、記者会見の中で、次のように語っています。
ニュースを見た人たちからは、多くのコメントが寄せられています。
・恥ずかしいこと。どうぞ着払いで送り返して。
・知らなかった。自分の国のゴミは自分の国で処理しないと。
・田舎に廃棄物を…って構図と似ている。
この問題の背景には「自国で処理できないほどの大量のプラスチックが消費されている」という現状があります。
スーパーの『レジ袋有料化』や、飲食店における『プラスチック製ストローの使用取り止め』など、企業でもプラスチックを使わない取り組みが進められています。けれど一番大切なのは、消費者自身が問題意識を持つことでしょう。
私たち一人ひとりが、生活の中で、できることを考えていかなくてはなりませんね。
[文・構成/grape編集部]