『ポケベル』が9月30日にサービス終了 「青春が終わった」「まだ続いていたのか」
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※写真はイメージ

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2019年9月30日、かつて一世を風靡した、『ポケットベル(以下、ポケベル)』のサービスが終了。
東京テレメッセージ株式会社によると、個人向け無線呼出サービスは、1996年に契約数が120万を超えるほど多くの人が利用していました。しかし、今では利用者も1500名を下回っているといいます。
同月29日にはJR秋葉原駅の近くで『みんなのポケベル葬』が開かれ、『1141064』(愛してるよ)という遺影に見立てたパネルが設置されていました。
懐かしのポケベルメッセージ
当初、ポケベルでは番号しか送れなかったため、数字の語呂合わせでメッセージを伝えていました。この暗号数字、覚えていますか…。
『0840』
0を『お』と読んで「おはよう」。挨拶では『0833』(おやすみ)もありました。
『999』
9が3つで「サンキュー」。または『39』と表した人もいるかもしれません。
『10105』
待ち合わせなどで使う「今どこ」。『0906』(遅れる)をよく使ったという人も…。
『500731』
「ごめんなさい」のメッセージ。平成生まれには「0」の読み方が伝わらないそうです。
『428 21104』
こちらは2つの言葉のメッセージ。「渋谷ついたよ」と到着を伝える時に使っていました。
携帯電話やスマホの普及により、ポケベルの利用者は減りましたが懐かしむ声がたくさん寄せられていました。
・『1141064』で「愛してるよ」って読むのか…。
・僕の青春でした!ありがとうポケベル。
・高校時代に数字早打ちしていたな。
・青春の1ページが幕を閉じた。時代を感じる。
・懐かしいな~。まだサービス続いてたんだ!
多くの人の青春が詰まったポケベル。
30日に終了するのは個人向けサービスのみで、防災無線においては今後もサービスを続けるとのことです。
[文・構成/grape編集部]