自衛隊が瓦に書いた『被災地へのメッセージ』 熱い想いに「泣いた」の声
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2019年9月8日に千葉県を襲った、台風15号。強風によって停電や建物の倒壊が相次ぎ、被災地では自衛隊が災害派遣を行っています。
中国地方の防衛や警備を担任する、広島県安芸郡の陸上自衛隊第13旅団も、千葉県に駆けつけた部隊の1つ。
2019年9月30日、第13旅団Twitterアカウントは被災地で『アシスト瓦』を作る自衛隊員の写真を公開しました。
自衛隊員がアシスト瓦に込めた『被災者へのメッセージ』
アシスト瓦とは、屋根の応急処置に使用される瓦の代用品。ダンボールをシルバーシートで包み、防水テープで貼り合わせて作ることができます。
災害が起こった際、瓦は一時的に足りなくなってしまいます。雨漏りなどを防ぐため、被災地で一時的に活用されるのです。
完成したアシスト瓦を持ち、自衛隊員たちは何やら字を書いています。一体何を書いているのかというと…。
出典:@13b_jgsdf
出典:@13b_jgsdf
アシスト瓦に書かれているのは、「頑張ろう千葉」「我々も皆様と共に頑張ります」などの温かいメッセージ。
テープで貼り付けられた紙の『百万一心』という言葉は、戦国時代に安芸(現在の広島県)の大名だった毛利元就の石碑に刻まれた言葉です。
「みんなが心を1つにして力を合わせれば、何ごとも成し得る」という意味の『百万一心』は、被災者を勇気付けたことでしょう。
被災者の身体だけでなく心も救う自衛隊員の姿に、ネットからは感謝の声が寄せられています。
・連日の復旧作業で疲れているのに、メッセージを書く姿に涙しました。
・いつもありがとうございます。気持ちのこもった作業にジーンとしてしまいました!
・被災者への思いやりを基盤とした、任務のあり方に心打たれました。
きっと全国から駆け付けた自衛隊員やボランティア、復旧作業にあたる多くの人々、被災者の心は1つになり、千葉県は復興を果たすはずです。
[文・構成/grape編集部]