10万円給付の便乗詐欺が横行 警視庁が公表した『詐欺メール』の内容は? 「個人情報守って」
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※写真はイメージ

特殊詐欺に遭いかけた30代男性 冷静さを失った電話内容に「巧妙だ…」警察官を名乗る相手から「『マネーロンダリング』の事件の捜査線上にあなたの名前が上がっている」と告げられたら…。筆者にかかってきた電話の事例と、警察庁への取材内容をもとに、特殊詐欺の巧妙な手口と被害を防ぐための対策を解説します。

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- 出典
- @MPD_yokushi
新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大を受けて、政府は経済対策として現金10万円の一律給付を行うと発表。2020年5月以降の支給開始を目指すとしています。
しかし、給付の手続きがまだ始まっていないにも関わらず、手続きを装って個人情報を抜き出そうとする『詐欺メール』が横行しているそうです。
詐欺メールに注意喚起
警視庁犯罪抑止対策本部(@MPD_yokushi)は、Twitterで10万円給付に関する『詐欺メール』について注意喚起を投稿しました。
警視庁や自治体では、銀行口座などの個人情報をメールで問い合わせることは絶対にないとのこと。
疑わしいメールに返信をしたり、添付のURLにアクセスしないよう、気を付けてほしいといいます。
ネット上では「非常時に詐欺を行うなんて許せない」「誰にも引っかかってほしくない。身近な人に注意をうながしましょう」といった声が寄せられていました。
とても残念なことですが、コロナウイルスに関係した詐欺が多く発生しています。
自治体の発信する正しい情報を元に行動するよう心がけましょう。よく分からない時は、自分だけで判断せず、警察や自治体に問い合わせてみることも大事ですね。
[文・構成/grape編集部]