息子の『採点済みのテスト』に、母が感動 なぜなら? 「担任の先生は素晴らしい」「涙出た」
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自由研究で『お母さんの一日』を調べた長男 最後に書いた感想を読むと…【泣ける】夏休みの自由研究といえば、工作や実験、観察日記などを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、sym.n.41さんが育てる、小学6年生の長男が選んだテーマは、一風変わったものだったといいます。Threadsで投稿された写真を見て、そのテーマが何であるのかを確かめてみましょう。

【夏休みの自由研究】アリの観察をした小学生息子 内容に「天才」「着眼点がすごい」の声2024年8月中旬、森こんにゃく(@morikonnyaku)さんの小学生の息子さんも、自由研究に取り組んでいたといいます。森さんがその様子を撮影しXに投稿したところ、「これは面白い!」との声が多数上がりました!
空飛ぶペンギン(@dekobokodatteii)さんが、小学3年生の息子さんの漢字テストの写真をTwitterに投稿し、大きな反響を呼んでいます。
聴覚過敏や自閉症スペクトラム障害、学習障害などの傾向がある、息子さん。
多くの子供が10分程度で終わる漢字ドリルの宿題に、いつも1時間以上かかってしまい、それでもテストで点数が取れないことがあるといいます。
空飛ぶペンギンさんは、息子さんが漢字の勉強を嫌いにならないよう、いろいろと苦心をしてきました。
そんなある日、学校から持って帰ってきた採点済みの漢字テストの答案を見て、思わず感動してしまったそうです。
そこには、息子さんの『努力の跡』と、担任教師の心遣いが感じられました。
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答案用紙には、マルがたくさん付いており、大きく『OK』と書かれています。
間違ったところや、書けなかったところもありましたが、担任はあえてバツを付けていませんでした。
できなかった箇所は後で復習をさせて、正しい字を書けたらマルを追加して付ける方法で採点をしていたのです。
担任は息子さんが一生懸命テストに取り組んでいることを理解しており、『できないところ』に注目するのでなく、『できたところ』をしっかりと肯定する対応をしてくれたのでした。
投稿を見た人たちからは、さまざまな声が上がっています。
・『OK』の文字に涙が出た。やる気を削がない先生が素晴らしい。自信に繋がるといいな。
・息子さん、字が上手ですね!きちんと復習した努力が見えるいい答案用紙だと思います。
・本人は『できないこと』に悩んできたはず。採点方法一つで、自己肯定感が育つと思う。
教育の現場において、子供の特性を理解し、必要な配慮をするのは、発達障害の有無や程度に関わらず大切なことです。
子供としっかり向き合い、努力を認めてくれる担任の存在は、心強いですね。
[文・構成/grape編集部]