『遊☆戯☆王』高橋和希さん、人命救助で亡くなったことが明らかに 「真のヒーロー」「涙が出た」
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

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- 出典
- サンケイスポーツ
2022年7月7日に報じられ、全世界に衝撃を与えた、漫画『遊☆戯☆王』の作者である漫画家・高橋和希さんの逝去。
高橋さんは同月6日に、沖縄県名護市の沖合でスノーケリングの器具を装着して浮いている状態で発見され、60歳という若さでこの世を去りました。
1996年に連載を開始した『遊☆戯☆王』の世界的なヒットによって、カードゲームの楽しさを多くの人に広めた、高橋さん。
あまりにも突然すぎる旅立ちに、世界中から悲しむ声が上がっていました。
高橋和希さんが、人命救助によって亡くなったことが明らかに
高橋さんが亡くなってからおよそ3か月が経過した同年10月11日、日本での救助活動をした米陸軍将校が、米軍紙で救助の場に高橋さんもいたことを証言。
その翌12日、第11管区海上保安本部は、高橋さんが海で流された少女の救助中に、海難事故に遭ったことを正式に発表しました。
サンケイスポーツによると、高橋さんは恩納村でシュノーケリングをしていた際、アメリカ人の少女とその両親が、沖合に流されているのを発見。
近くにいた米軍人ら2人と救助に向かったところ、高橋さんは波にのみ込まれたとみられています。
高橋さんの行動に「まさにヒーローだ」の声
沖合に流されそうになった少女は米軍人に救助され、両親は無事に自力で岸までたどり着いたとのこと。
11管は、少女の心のケアを優先し、高橋さんの遺族と相談をした上で、事故の詳細を公表していませんでした。
逝去が報じられた際は、不幸な事故としてさまざまな憶測を呼んでいた、高橋さんの旅立ち。
真相が明らかになり、多くの人から高橋さんの行動を称える声が上がっています。
・きっと、他人の命を救うことしか考えていなかったんだろう。真のヒーローだ。
・そうだったのか…。確かに勇気ある行動だけど、まだ元気に生きていてほしかったよ。
・『遊☆戯☆王』が大好きで誇らしくなった。最後まで子供を笑顔にしようとしていたんだね。
水難事故では、救助に向かった人が溺れてしまい、亡くなってしまう悲しいケースも数多く報告されています。
きっと高橋さんはその危険性を理解していても、目の前で人が生命の危機にひんしているところを見て、助けに向かわずにはいられなかったのでしょう。
高橋さんの生み出した漫画やカードゲームは、今後も多くの人に笑顔を届けてくれるはずです。
[文・構成/grape編集部]