ムラのない溶き卵の作り方 箸を『あれ』に変えるだけで? 「全然違う」「早く知りたかった」
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厚焼き卵、オムライス、茶碗蒸しなど、お弁当のおかずや夕飯の1品にしやすい卵料理。
筆者もよく卵料理を作りますが、調理工程で意外とコツがいると感じるのが、ムラのない溶き卵の作り方です。
先日そのことを知人に話したところ、ネットで話題だという裏技を教えてくれました。
本記事では3つの『ムラのない溶き卵を作る裏技』を試して、どの技が一番よいかを検証してみたいと思います。
ムラのない溶き卵にするには?
筆者が実践するムラのない溶き卵を作る方法は、以下のとおりです。
この3つの方法に、普段どおりの溶き方も加えます。
1.箸先に塩を付けた状態で混ぜる。
2.フォークで混ぜる。
3.フォークの先に塩を付けた状態で混ぜる。
どのパターンも同じ重さの卵を使用し、同じ時間、同じ回数だけまぜることを条件としました。
箸に塩を付ける理由は、卵を混ぜやすくするため。塩に含まれる塩化ナトリウムは卵の粘性を下げ、サラサラな状態にしてくれるといいます。
黄身と白身の溶きムラをなくすのに役立ちそうなので、試してみました。
さらに、箸よりフォークのほうがよく混ざるという情報も見つけたので、箸とフォークの『塩を付けたバージョン』と『塩を付けないバージョン』でも卵を混ぜてみます。
まずは、一般的な箸で卵を混ぜる方法からスタート。
30秒間混ぜましたが、白身がなかなか分離しません…。
でき上がった溶き卵を見てみると、やはりムラが目立って見えますね。
次は、箸に塩を少し付けて混ぜてみましょう。
でき上がった溶き卵を見てみると、こちらも「ムラのない溶き卵」とはいいがたい印象…。白身のかたまりが目立ちます。
溶き卵の皿を左右に揺らしてみると、塩を付けて混ぜたほうがサラサラと卵が流れる感じがします。
塩に含まれる塩化ナトリウムの効果で、白身の粘性が下がっているようですね。
次は箸と同様に、フォークでも検証してみます。
筆者が卵を混ぜた感覚では、フォークを使ったほうが箸より格段に混ぜやすいと感じました!次回から溶き卵を作る時は、フォークを使おうと思います。
完成した溶き卵を見ても、結果は一目瞭然!やはりフォークを使ったほうが白身のかたまりが見えません。
せっかくなので混ぜた4つの溶き卵を並べて「どれが一番きれいに混ざっているか」と家族6人に聞いて、多数決をとってみました。
『フォークで混ぜる』を選んだのは6人中5人。塩を使うとサラサラにはなるものの、溶き卵の混ざり具合には、あまり影響はなかったのかもしれません。
筆者も塩を付けずにフォークで混ぜたほうが、きれいに卵が混ざっているように見えました。
さらに確証を得るために、溶き卵を1つずつ焼いて比べてみます。食感もそれぞれ違うのか気になるところです。
卵を薄く焼いてみた結果、『フォークで混ぜた溶き卵』より、『フォークに塩を付けて混ぜた溶き卵』のほうがきれいな卵焼きができました。
全部食べてみましたが、筆者は食感や舌ざわりに、あまり違いは感じませんでした。
見た目の仕上がりにこだわりたい人に、おすすめの裏技かもしれませんね。
ちなみに、塩を付けて混ぜた卵は、ほんのり塩味がして何も付けなくても食べられる卵焼きになっていました。
みなさんもいろいろな方法で卵を溶いてみてはいかがでしょうか。新たな発見があるかもしれませんよ!
[文/キジカク・構成/grape編集部]