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アパレル店員への『付きまとい』に店が苦言 注意喚起に「怖すぎる…」「心から同情する」

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

利用客と直接コミュニケーションをとる、店頭での接客業。

「お客さんの喜ぶ顔を見ることができる」という長所がある一方で、対面での接客では、より臨機応変な対応が求められます。

直接顔を合わせるからこそ起こりやすい、接客業ならではのトラブル。その1つとして、ネット上ではたびたび店員への付きまとい行為が話題になります。

アパレル店員への『付きまとい行為』に企業が苦言

2023年5月18日、東京都渋谷区のファッションビル『SHIBUYA109』などに店舗を構える、ファッションブランド『ハニーシナモン』は、SNSで『お客様へのお願い』を投稿。

投稿によると、店舗で働いているアパレル店員に対し、犯罪まがいの付きまとい行為をしている客がいるといいます。

基本的に、店員は客に対して親身に接するもの。しかし、その優しさを恋愛的な行為と勘違いしてしまう人も存在するのだとか。

週に何度も店を訪れて長時間滞在したり、休憩時間や退勤時間を狙って待ち伏せ行為をしたりと、店員にしつこく付きまとうという、一部の客。

一方的な好意でストーカーまがいの被害を受けた店員が覚える不安は、多くの人が想像できるでしょう。

こういった迷惑行為が行われると、店員はもちろんのこと、周囲の利用客も不安を覚えるはず。

同店は、店員の心身や利用客を守るためにも、こういったケースが今後も起こった場合はしかるべき処置をとることを発表しました。

店員への付きまとい行為に、被害経験者からも同情の声

悲しいことに、こういった店員への付きまという行為は珍しくありません。

同店の対応を称賛する声が上がるほか、こういった付きまとい行為の被害に遭ったことのある人からは、同情する声が寄せられました。

・こういう人ってどこにでも出るよね…。店員さんに心から同情する。

・接客業の厚意は恋愛的な好意ではない!その謎のポジティブな発想は一体なんなんだ。

・こ、怖すぎる…。何が怖いって、接客業では珍しい話じゃないこと。

店頭での接客業では、店員が本名の書かれた名札を付けていることもあるため、ネットで「名札は個人を特定しやすいので、危険ではないか」という声が上がることも。

そのため、昨今は店舗が名札を廃止するほか、偽名を使ったり、イニシャルにしたりといった店員の個人情報を守る動きが広まっています。

「人の嫌がることはしないで」と呼びかけるのは簡単ですが、付きまとい行為をしている人に悪意はなく、迷惑行為をしている自覚がないのかもしれません。

だからこそ、企業側が自衛策をとり、はっきりと店員を守る姿勢を示すのが大事なのでしょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@honeyc0214

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