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歩くには少し遠い移動の時に重宝する、自転車。筆者は長らく1台の自転車を愛用しており、生活の中で欠かせないアイテムになっています。
定期的なメンテナンスを欠かせませんが、ちょっと面倒なので後回しにしがち。
最近では、自転車を漕ぐと、チェーンがサビついてきたのか「ギコギコ」と嫌な音が鳴り始めました。
家にはサビ取り剤がなかったので、手軽なサビ取り方法をネットで調べてみたところ、『使い古した歯ブラシと歯磨き粉』を使った裏技を発見。早速実践してみました!
自転車のチェーンのサビを取る方法
用意するものは、使い古した歯ブラシ2本と歯磨き粉、輪ゴムだけ。
歯磨き粉には研磨剤が入っているため、歯磨き粉を付けた歯ブラシで磨けばサビを取り除けるそうです。
まず2本の歯ブラシのはけ部分を向かい合わせて、持ち手部分に輪ゴムをくくり付けて固定します。
後は、はけ部分に歯磨き粉を付ければ準備完了です。
それでは、筆者の自転車が停まっている駐輪場に移動しましょう。
チェーンの状態を見てみると、全体的にややサビついている印象です。
実際に歯磨き粉を付けた歯ブラシでチェーンを挟み、ペダルを回してみます。
ペダルを逆に回すことで、歯磨き粉が付いた歯ブラシによってチェーンが磨かれていくため、徐々にサビが取れていくそうです。
一気に1本のチェーンを清掃できるのがありがたいですね。
徐々に歯磨き粉がチェーン全体になじんでいき、少しずつではあるもののサビが取れてきているように感じます。
ペダルを回し続けること4~5分が経過。チェーンを確認したところ、ところどころにあったサビが取れて、かなりきれいな状態に!
そこまでサビの具合が重度ではなかったためか、簡単にサビが落ちてくれました。
隅々まで確認すると細かな部分にサビが残っていたので、最後に1本の歯ブラシで仕上げのサビ取りをしました。
ただし、サビがかなり進行している状態であれば、同テクニックだと落としきれない可能性も。
長い間、放置するのではなく、軽度のサビができたタイミングでこまめにメンテナンスするとよいでしょう。
ちなみに清掃後の歯ブラシのはけ部分は真っ黒に!そこまで手間のかかるテクニックではなかったうえに、しっかりとサビも落ちたので、やり応え抜群でした。
自転車のサビ取りに苦戦している人は、今回紹介したテクニックにトライしてみてはいかがでしょうか。
[文/キジカク・構成/grape編集部]