ブドウの表面に付着した白い粉 正体は? 農水省の解説に「そんなものが」「初耳」
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- 出典
- MAFF_JAPAN
ブドウの表面に付いている白い粉は「食べても大丈夫なの?」と思ったことがあるかもしれません。この粉の正体を解説するとともに、ブドウの皮をきれいに剥く方法も紹介します。
ブドウに付いている白い粉の正体
ブドウに付いている白い粉が何なのか気になる人も多いと思います。この粉について詳しく紹介しているのは、農林水産省の公式Xアカウント(MAFF_JAPAN)です。それでは、ブドウの白い粉の正体とどんな役割があるのか解説します。
白い粉の正体は「果粉」という脂肪酸などからできた天然成分が浮き出たものです。「ブルーム」とも呼ばれており、雨や朝霧などの水分をはじくことで、病気を防いだり鮮度を保ったりする役割があります。
また、水に溶けにくく変化しにくい性質を持つため、温度や湿度などの環境変化からもブドウを守ってくれています。
農薬が付着していると勘違いしている人もいるようですが、危険なものではないので食べる前に無理に落とす必要もありません。むしろ、果粉が均等にたくさん付いているブドウは、新鮮でおいしい証ともいえます。
お店でブドウ選びに迷ったら、ぜひ果粉が付いているものを選びましょう。
ブドウの皮を簡単に剥く方法
農林水産省のこの投稿では、大粒ブドウの皮を簡単きれいに剥く方法も紹介しています。
1.鍋にお湯を沸かします。
2.ブドウを食べるぶんだけ房から外して、沸騰したお湯で約20秒ゆでます。
3.ブドウを取り出して水で冷やすと、皮がつるっと剥けます。
ゆでる時間が長すぎると、ブドウ本来の風味や食感が損なわれてしまうので注意してください。
また、別の方法として「冷凍してから水にさらす」という方法も紹介しています。この方法は、まずブドウを冷凍庫に入れて凍らしておき、食べるぶんだけ取り出して水にサッとさらします。少し皮を剥いて押し出すとするっと簡単に剥けます。
お店でブドウを買う際は、新鮮で食べごろのサインである「白い粉」の付いたものを選びましょう。
また、紹介した皮の剥き方を実践すればつるっと簡単に剥けますよ。見た目もきれいなので、ケーキに乗せてデコレーションしたり、ジュースに入れたりする場合にもおすすめです。
[文・構成/grape編集部]