夏の食中毒 サラダも要注意 農林水産省が教える予防のコツとは?
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- 出典
- MAFF_JAPAN
夏の暑さで体力的にも厳しい時期。食欲が落ち、「あっさりしたものしか食べたくない」と思いがちです。
ヘルシーで食べやすいメニューといえば「サラダ」ですが、実は食中毒に注意が必要だとご存じですか。農林水産省が運営するX(元Twitter)公式アカウント「農林水産省」(MAFF_JAPAN)の投稿より、注意するべきポイントを解説します。
野菜を購入する段階で注意するべきポイント3つ
生野菜をたくさんおいしく食べられるサラダは、健康的な食生活に欠かせないもの。しかし調理方法や保管方法を間違えると、食中毒の原因になってしまう可能性があります。生のまま口に入れるメニューだからこそ、安全性には十分気を付けましょう。
サラダが原因で食中毒を起こさないためには、買い物中から注意する必要があります。農林水産省が注意をうながしているポイントは以下の3つです。
・新鮮で傷んでいない野菜を使うこと
・スーパーから持ち帰る時は、肉や魚と別の小袋に入れること
・自宅に持ち帰った野菜は、素早く適切な形で保存すること
肉や魚と一緒に持ち運ぶと、汁が付いて食中毒の原因になります。付着しないよう十分に注意してください。また、野菜の中には冷蔵するべきものと、冷暗所で保管するべきものがあります。素早く分けて適切に保存してください。
サラダ作りで注意するべきポイントとは
続いて、サラダを作り食べる段階で注意したいポイントについてです。
・十分に手洗いすること
・野菜に付着した土や汚れは流水でしっかりと洗い流すこと
・調理器具は清潔なものを使うこと
・カット後は長期保存を避け、素早く食べ切ること
野菜に付着した目に見えない汚れも、流水でていねいに洗い流すことで、食中毒を予防できます。葉物野菜の根元のくぼみなどは、「ざっと流す」だけではなく、「指で1枚ずつていねいに処理する」のがおすすめです。
カットした野菜は、その部分から雑菌が増えやすいという特徴があります。保存する場合は冷蔵庫に入れるのが基本ですが、その場合でできる限り早く食べ切るように意識してください。
夏の持ち歩きはあまりおすすめできませんが、「どうしても」という場合は保冷バッグを使います。ドレッシングは別添えにすると、おいしく食べられるでしょう。
おいしさや栄養がぎゅっと詰まった生野菜。サラダにすることで、夏の時期でもさっぱりと食べやすくなります。農林水産省が紹介する食中毒予防のコツも意識して、安心・安全に楽しんでみてください。
[文・構成/grape編集部]