冷凍鶏肉の唐揚げで食中毒リスク 東京都が警告する加熱の落とし穴
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- 出典
- 東京都保健医療局






肉をまとめて買って冷凍しておけば、腐らせずに数カ月保存することができます。
下味をしていれば、解凍せずにそのまま揚げて、から揚げを作ることもできるので便利ですよね。
しかし、冷凍肉でも調理方法を誤ると食中毒を起こす恐れがあると、東京都保険医療局が注意を呼び掛けています。
冷凍肉の食中毒に、注意喚起
鶏肉や内臓肉などには、細菌のカンピロバクターが付着しており、加熱不十分の状態で食べるのは、大変危険です。
カンピロバクターは、しっかりと加熱すれば死滅しますが、冷凍肉ならではの落とし穴があるといいます。
カンピロバクターによる食中毒は、感染から発症まで2〜5日程度かかることが多く、腹痛・下痢・発熱などの症状が現れるとされています。東京都保険医療局によると、鶏肉を扱う際の加熱管理が特に重要だそうです。
以下では、冷凍の鶏肉を使った、から揚げとバーベキューの加熱方法について見てみましょう。
から揚げ
冷凍の鶏肉は、冷蔵の鶏肉よりも、火が通るのが遅くなるといいます。
表面がきつね色で、しっかり焼けているように見えても、食べたら生焼けだったということも少なくありません。
高温の油で一気に揚げると、外側だけが早く色づいて「焼けた」と判断しやすいため、特に注意が必要です。冷凍のまま揚げる場合は、油の温度を低めに設定してから投入し、時間をかけて中心まで熱を届けることが大切です。
そのため、冷凍の鶏肉を揚げる際には、低温でじっくり揚げるようにしてください。
また、揚げた鶏肉が生焼けではないか、切って確かめるようにしましょう。
バーベキュー
バーベキューをする際に、冷凍の鶏肉を使う人も多いでしょう。
炭火やガスグリルで焼く場合、冷蔵の鶏肉は15分程度で焼きあがるのに対して、冷凍の鶏肉では、20分程度火にかけても中まで火が通らないことがあるといいます。
表面が焼けていても、中まで火が通っているか、切って確認してから食べるようにしましょう。
バーベキューでは炭の状態や風の影響で火力が変わりやすく、加熱時間の目安が立てにくい面もあります。冷凍肉を持参する場合は、前日に冷蔵庫へ移して解凍しておく方法も、リスクを減らす選択肢の一つです。
冷凍の鶏肉の調理に慣れていない人が、冷蔵の鶏肉と同じ感覚で調理してしまうと、カンピロバクターが死滅していない生焼けの状態になることがあります。
冷凍の鶏肉は、冷蔵の鶏肉より火の通りが遅いことや、中心まで焼けているか切って確かめることを覚えておきましょう。
[文・構成/grape編集部]