棺に顔を入れたまま… 葬儀で起こった事故に「悲惨すぎ」「こんな事例があるなんて」
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- 出典
- 消費者庁
葬儀の際には、遺族や通夜の参列者が棺に入った遺体と対面する機会が設けられます。
故人と親しい間柄だった人は、別れを惜しむあまり、より遺体に顔を近付ける場合もあるでしょう。
しかし、そうした行為が時に、思わぬ事故につながる恐れがあります。
棺内のドライアイスによる二酸化炭素中毒に注意
2023年9月21日、消費者庁はウェブサイトに葬儀の際に起こった事故の、注意喚起を行いました。
消費者庁によると、遺体の保冷目的で棺内に置かれたドライアイスによる、二酸化炭素中毒が疑われる事故の情報が寄せられているといいます。
紹介された事故の事例は次の通り。
国民生活センターの調べによると、棺内にドライアイスを設置した際の二酸化炭素濃度の推移は、棺のフタを閉めた状態で20分後には30%を超え、「ほとんど即時に意識消失する濃度」に達するとのこと。
さらに4時間後には90%前後でほぼ一定となるそうです。
また、二酸化炭素濃度が約90%の状態で棺のフタをすべて開けても、その後約50分が経過しても棺の中では30%以上の濃度は維持していたと報告しています。
こうした棺内の二酸化炭素濃度等の測定結果を踏まえ、消費者庁は葬儀で棺に接する際に注意してほしいポイントを紹介しました。
ネット上では、消費者庁からの注意喚起に驚きの声が上がっています。
・そんな事例があるとは…。悲惨すぎる。
・近付きたい気持ちは分かるから、余計にこんな事故は悲しい。
・これは知らないと怖い。気付かず顔を近付けてしまうケースはよくあると思う。
葬儀での『まさかの悲劇』を防ぐため、棺のドライアイスによる事故の危険と防止策を、十分に周知しておく必要があるでしょう。
[文・構成/grape編集部]