缶ビールは「注ぎ方」で味が変わるって本当? ビールメーカーが教える上手な方法とは
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※写真はイメージ
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- 出典
- サントリー公式サイト
自宅で晩酌を楽しむ時に、欠かせないのが缶ビールです。缶のままぐいっと飲むのもよいですが、時にはグラスに注いで贅沢な気分を味わってみませんか。
『ザ・プレミアム・モルツ』で知られるサントリーホールディングス株式会社の公式サイトから、缶ビールの上手な注ぎ方を紹介します。
缶ビールは3つのステップでさらにおいしく
缶ビールとお店の生ビールとの大きな違いは「泡」にあります。ビール表面に浮かぶ滑らかな泡は、苦みをマイルドにしてビールならではの味わいをさらに楽しませてくれるでしょう。
自宅で缶ビールを飲む場合でも、注ぎ方に工夫すれば、おいしい泡を楽しめます。以下の3ステップを意識してビールを注いでみてください。
1.グラスの下から3分の1くらいまでを目安に、勢いよくビールを注ぐ
2.グラスを斜めに傾けて、ゆっくりとビールを足し入れる
3.ビールと泡の比率がおおよそ7対3になるよう調整して完成
最初に勢いよくビールを注ぎ入れるのは、泡を作り出すためです。作られた泡は、ビールのおいしさをグラス内に閉じ込めるための「ふた」の役割を果たします。
2のステップでは、ビールの炭酸を逃がさないようにするのがコツ。泡の下に滑らせるような気持ちで、ビールを注ぎ入れましょう。
さらにおいしいビールを楽しむために
サントリーによると、缶ビールをさらにおいしく楽しむためのポイントは以下のとおりです。
・グラスは事前に冷やしておく
・ビールの注ぎ足しはせず、飲み切ってから次を注ぐ
ビール用のグラスは、「きれいに洗って自然乾燥がベスト」とのこと。目に見えない油汚れやふきんの繊維が残っていると、ビールの泡持ちが悪くなってしまうそうです。
清潔なグラスを用意したら、あらかじめ冷蔵庫で冷やしておきましょう。事前にしっかり温度を下げておくことで、ビールの温度上昇を防ぎ、すっきりキリッとした飲み口を楽しめるようになります。
またビールを途中まで飲んだ状態で注ぎ足しをすると、炭酸ガスが逃げる原因になってしまうでしょう。ビールならではの爽快さが損なわれてしまうため、「1杯飲み切ってから次」という習慣を身につけてみてください。
すっきり爽快なノドごしを楽しめるのが、ビールの魅力です。事前に冷やしておいたグラスに黄金バランスで注いだビール。こだわりのおつまみを用意すれば、贅沢なひと時を過ごせるでしょう。自宅でゆっくり、家族との「飲み会」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
生ビールは何が「生」なのか
おいしいビール=生ビールというイメージがありますが、そもそも生ビールとは何が生なのか、ご存じでしょうか。
生ビールとは、熟成後のビールに残った酵母を取り除く際に、加熱処理ではなくろ過処理を行ったもののこと。つまり、「過熱していない」から「生」なわけです。
ちなみに、日本の大手メーカーによって流通しているビールは、ほとんどが生ビール。瓶ビールも缶ビールも、お店で出されるビールも、中身はすべて生ビールなのです。
お店で出される生ビールがおいしく感じるのは、ビールサーバーのガス圧や温度管理、そして注ぎ手の熟練度によるものなのだとか。これを知ると、より「おいしい缶ビールの注ぎ方」を試してみたくなりますね。
[文・構成/grape編集部]