温度計なしでOK! 日清オイリオが教える揚げ油の温度チェック術
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- 出典
- 日清オイリオ
揚げ物は子供から大人まで大人気の料理。しかし、いざ自宅で挑戦してみると、「あれ、衣がベタベタしてる」「外側はいい色だけど、中が生焼けだった」など失敗することも多々ありますよね。
実は、その失敗の原因の多くは油の温度にあります。揚げる食材に応じて、適切な油の温度で揚げるのが重要なのです。とはいっても、高温帯も測定できる料理用温度計を持っていない、という家庭は多いはず。
そこで、日清オイリオグループ株式会社(以下、日清オイリオ)が公式サイトで有益な情報を発信しています。温度計を使わなくても、お家でちょっとした方法で揚げ油の温度が見極められるのです。
さい箸と衣でOK! 簡単に温度が分かるポイントとは
まず、1つ目の方法は「さい箸」を使った方法です。これは伝統的に日本の家庭で行われてきた方法の1つで、非常にシンプルかつ効果的です。
まずはさい箸の先を少しだけ水で湿らせたら、きれいに拭きます。そのさい箸を油の中に入れ、泡の出方をチェックしましょう。温度を判断するポイントは、150~160℃の低温では、さい箸の先端から静かに泡が出てきます。
170~180℃の中温では、さい箸全体から細かい泡が均等に出てきます。そして180~190℃の高温では、さい箸全体から勢いよく泡が出てきます。この方法でチェックすれば、温度計なしでも油の温度を大まかに把握することが可能です。
次に、2つ目の方法は「衣」を使った方法。これも非常にシンプルです。
方法は、衣を1滴、鍋に落としてみるだけ。鍋の底に沈んでゆっくり浮き上がるなら低温、途中で浮き上がるなら中温、すぐに浮き上がれば高温と判断できます。
料理の種類や素材の大きさによって、この温度帯を見極めて揚げることで、揚げ物の成功率はグッと上がります。 例えば、野菜の天ぷらは160〜180°C、魚のフリッターやドーナツは160〜170°C、コロッケは170〜180°Cがベスト。
ちなみに、揚げた後の油切りには、魚焼きグリルが便利です。グリルを引き出して、網にキッチンペーパーを敷くと、省スペースな揚げ物置き場に早変わり。揚げ上がったものから、どんどん置いて油を切ることができるのです。
これで、お家での揚げ物がラクに、かつおいしくなること間違いなし。ぜひ、日清オイリオのこの温度の見極めを使って、絶品揚げ物を作ってみてください。
[文・構成/grape編集部]