東京都浴場組合が教える『銭湯での7つのマナー』 あなたはいくつ守れてる?
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最近はどの家にも内風呂があるので、「一度も銭湯に行ったことがない」という人もいるかもしれません。
しかし、スパ施設や温泉に行くとみんなが入る大きなお風呂が備わっています。そこでは銭湯と同様にマナーを守らなければなりません。
では、銭湯や温泉でのNG行為とはどんなことでしょうか。
東京都公衆浴場業生活衛生同業組合(以下、東京都浴場組合)に教えてもらいました。
銭湯は「ふれあいの場や教育の場でもある」
まず、マナーについての考え方ですが、東京都浴場組合のウェブサイトには以下のようにあります。
銭湯も温泉も大勢の人が譲り合ってお風呂に入るところです。周りの迷惑にならないためにも、マナーを守りましょう。
※写真はイメージ
銭湯のNG行為とは?
では銭湯では、どのようなことに注意すべきでしょうか。東京都浴場組合によると、以下の行動が銭湯でのNG行為に当たるとのことです。
【銭湯でのNG行為】
1.服を着たまま洗い場へ行く
銭湯では脱衣場と洗い場が分かれています。服は必ず脱衣場で脱ぎましょう。ロッカーが用意されておらず、かごに服を入れておくタイプの銭湯では、貴重品は番台やフロントに預けるようにしましょう。
2.パンツを履いたままで洗い場に入る
まれにパンツを履いたまま洗い場に入る人がいますが、これはいけません。全裸で洗い場に入ります。服などを入れたロッカーの鍵は手首に付けるなどして、失くさないようにしてください。
3.身体を流さないで湯船に浸かる
洗い場に入ってすぐに湯船に浸かるのはNGです。早くお風呂に入りたいという気持ちは分かるのですが、湯船に浸かる前に必ず洗い場で身体を流し、きれいにします。みんなが浸かるお湯なので、汚さないようにしましょう。
4.迷惑行為をする
湯船に浸かって歌ったり、泳いだりといった行為はNGです。周りの人の迷惑になりますので、いくら気持ちが高揚してもひとりよがりな行為をしてはいけません。
5.蛇口の水やお湯・シャワーを出しっぱなしにする
洗い場で水、お湯やシャワーを出しっぱなしにするのはNGです。水資源は大事にしましょう。
6.水、お湯を周囲に飛ばす
頭を洗っている時など、周囲に盛大に水やお湯が飛んでいることがあります。周りの人の迷惑にならないように注意してください。
7.設備を独り占めする
銭湯には扇風機やマッサージチェア、体重計などの機器がみんなで使えるように設置されていることがあります。これらを自分だけで長時間使うのはNGです。みんなで使うものなので、譲り合いの精神を持って使用してください。
銭湯と同様に、温泉でも共同浴場では上掲のマナーを守るようにしましょう。
ただ、温泉の場合には、男女共用のお風呂の利用に当たって、水着などの着用を求められることがあります。その場合は、利用する施設のルールに従ってください。
※写真はイメージ
自分の家の内風呂であればOKなことでも、自分や家族以外の他人も入る銭湯や温泉では迷惑になるような行為はいけません。
周囲の人がどう思うのかを考え、NG行為をしないようにしましょう。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]