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ねりごまの代用食品5選! おすすめレシピ6選・手作りする方法を紹介

By - grape編集部  公開:  更新:

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ごまドレッシングの写真

※写真はイメージ

「ねりごまが必要な料理を作りたいけど、買いに行くのは面倒くさい」「ねりごまの代わりになる食品はないのだろうか」と、お悩みの人はいるのではないでしょうか

必要な時に食品や調味料がないという状況は珍しくありません。ねりごまを使いたいのに自宅にない場合は、ほかの食品で代用しましょう。本記事では、ねりごまの代用食品を紹介します。代用食品を活用できる料理や自家製ねりごまの作り方も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

ねりごまの代用食品5選

ねりごまの写真

ここでは、ねりごまの代用食品を5つ紹介します。

  • すりごま
  • ピーナッツバター
  • ごまドレッシング
  • 芝麻醤(チーマージャン)
  • ナッツ類

「ねりごまが自宅になくて困っている」という人は、ぜひ参考にしてください。

すりごま

ねりごまの代用食品として、すりごまが挙げられます。すりごまはごまを擦ったもので、原材料はねりごまと同じです。ねりごまの代わりとする際は、すりごまをさらにすりつぶしましょう。

しかし、すりつぶしただけではペースト状にならないことも。また、濃厚な味が好きな人は、物足りないと感じる可能性があります。すりごまをすりつぶす際に、ごま油や味噌を追加すると、ねりごまのようなペースト状にしやすいです。和え物や担々麺などを作る際に、おすすめな代用方法です。

ピーナッツバター

ピーナッツバターは、ねりごまに風味が似ているため代用できます。ねりごまと違ってとろみがあるため、ドレッシングやタレを作る際におすすめな食品です。ねりごまとは風味が異なるので、ごまの風味を強く印象付けたい料理には向いていません。ねりごまの濃厚なコクを再現したい時に、使ってみてください。

ピーナッツバターでねりごまを代用する際は、甘さ控えめの商品を選びましょう。砂糖が多く使われているピーナッツバターは、甘みが強いため、ねりごまの代用には向きません。

ねりごまの代わりにピーナッツバターを使うなら、砂糖不使用の商品を選ぶのがおすすめです。原材料名に目を通して、砂糖が含まれていないか確認しましょう。

ごまドレッシング

ごまドレッシングも、ねりごまの代わりとして使えます。とろっとしている点がねりごまと似ていて、酸味のある味わいが特徴です。加熱料理をする際に、使用するのがおすすめです。加熱すると酸味が飛んで、酸っぱさが和らぎます。ごまドレッシングを使用すれば、ごまの風味をしっかりと感じられる料理に仕上がるでしょう。

芝麻醤(チーマージャン)

中華調味料の芝麻醤(チーマージャン)も、ねりごまの代用にできます。芝麻醤とは、すりごまにごま油とサラダ油を混ぜてペースト状にした調味料のことです。

日本のねりごまは、ごまの油分によって硬いペースト状になっています。一方で芝麻醤には、ごま油やサラダ油が加わっているので、ねりごまよりもなめらかな口触り。ねりごまとほとんど同じ製法で作られているので、代用食品としておすすめの食品です。

ナッツ類

ナッツ類も、ねりごまの代用食品として使えます。以下のようなナッツ類を砕いたり、すりつぶしたりして代用可能です。

  • アーモンド
  • クルミ
  • カシューナッツ

ナッツ類をねりごまの代わりとして使う場合は、塩分が入っていないものを選びましょう。塩分が多く含まれているものを選ぶと、料理の味わいに影響するためです。すり鉢やフードプロセッサーを使って、細かく刻んでから使いましょう。

油分がしっかり出てくるまですりつぶすには、時間がかかるので、フードプロセッサーの使用をおすすめします。ねりごまの味の再現よりも、香りやコクを追加するために使いましょう。

ねりごまの代用食品を活用できるおすすめレシピ6選

ごまドレッシングをサラダにかけている写真

ここでは、ねりごまや代用食品を活用した人気レシピを6つ紹介します。

  • 野菜のごま和え
  • ドレッシング
  • バンバンジー
  • から揚げ
  • かぼちゃとクルミの味噌マヨサラダ
  • 豆腐ごまクッキー

ねりごまの代わりに使える食品を消費したい人は、ぜひ参考にしてみてください。

野菜のごま和え

すりごまとねりごまの2つを使うことで、コクのあるごま和えになります。野菜は、白菜や小松菜などお好みのものを用意しましょう。和え衣の材料は、以下のとおりです。

  • すりごま:大さじ1
  • ねりごま:小さじ1
  • きび砂糖:小さじ2分の1
  • 醤油:小さじ1

和え衣の材料をボウルに入れて、かき混ぜます。野菜と和え衣を混ぜ合わせたら完成です。野菜の水気をしっかり切ってから、和え衣を混ぜ合わせるのがポイントです。

ドレッシング

ピーナッツバターとマヨネーズを混ぜ合わせることで、まろやかで食べやすいドレッシングができます。クリーミーなドレッシングが好みの人におすすめ。ドレッシングを作るための材料は、以下のとおりです。

  • ピーナッツバター(砂糖・食塩不使用):大さじ1
  • マヨネーズ:大さじ2
  • 水:大さじ2分の1
  • ハチミツ:小さじ1
  • 塩こしょう:小さじ4分の1

ボウルで材料を混ぜ合わせるだけで、簡単にクリーミーなドレッシングを作れます。ハチミツを使用する際は、1歳未満の子供が口にしないように注意しましょう。ハチミツがない時は、砂糖でも代用できます。甘さや塩加減は、お好みで調整してください。

バンバンジー

焼肉のタレとごまドレッシングを合わせることで、ごまの風味豊かなタレがかかったバンバンジーが作れます。バンバンジーに必要な材料は、以下のとおりです。

  • 鶏むね肉:180g
  • きゅうり:1本
  • 塩:少々
  • 酒:大さじ1杯
  • 焼肉のタレ:大さじ2杯
  • ごまドレッシング:大さじ2杯

バンバンジーのタレは焼肉のタレとドレッシングを、1:1で合わせるのがポイントです。2人分のレシピなので、人数に合わせて必要な材料を調整してください。バンバンジーの作り方は、以下のとおりです。

  1. 鶏むね肉を耐熱容器に入れて、塩と酒、水を大さじ1杯加えてラップをかける。
  2. 表と裏を交互にレンジで約1分30秒加熱する。
  3. 加熱が終わったら粗熱を取り、太めに割く。
  4. きゅうりは拍子木切りにする。
  5. 焼肉のタレとごまドレッシングを混ぜ合わせたドレッシングをかける。

から揚げ

芝麻醤を下味に使うことで、ごまの風味が豊かな中華風のから揚げが作れます。から揚げを作るために必要な材料は、以下のとおりです。

  • 鶏モモ:200g
  • 片栗粉と小麦粉と米粉:適量
  • 溶き卵:鶏卵2分の1
  • 芝麻醤:大さじ2分の1
  • 醤油:小さじ2杯
  • 塩こしょう:少々
  • にんにく:少々

から揚げの作り方は以下のとおりです。

  1. ビニール袋に鶏モモと芝麻醤、にんにく、醤油を入れてもみ込む。
  2. 揚げる前に片栗粉、小麦粉、米粉を入れる。
  3. 溶き卵を加えてよく混ぜ込む。
  4. 油で揚げる。

二度揚げすると、カラッと仕上がります。ねりごまで作るよりも、香りが控えめなから揚げに。お好みでレモン汁をかけて食べるのもおすすめです。ごまの風味を感じたい人は、塩こしょうで食べてみてください。必要な材料をビニール袋に入れるため、洗い物が少なくて済みます。

かぼちゃとクルミの味噌マヨサラダ

クルミの入ったかぼちゃサラダのレシピです。お酒のおつまみやもう一品欲しい時におすすめ。必要な材料は、以下のとおりです。

  • かぼちゃ:300g
  • 無塩のクルミ:40g
  • マヨネーズ:大さじ2杯
  • 味噌:小さじ1杯
  • 粗挽き黒コショウ:少々

以下の手順で作りましょう。

  1. かぼちゃの種とわたをスプーンで取り除く。
  2. かぼちゃは皮をつけたままひと口大に切る。
  3. かぼちゃを耐熱ボウルに入れ、水を大さじ3杯振りかける。
  4. 耐熱ボウルにラップをかけ、600Wの電子レンジで6分加熱する。
  5. ボウルでマヨネーズと味噌を混ぜ合わせる。
  6. レンジで温めたかぼちゃの水気を切り、熱いうちにスプーンでつぶす。
  7. かぼちゃにクルミと混ぜ合わせた調味料を加えて和える。

かぼちゃの皮に固い部分がある場合は、取り除きましょう。かぼちゃは、滑らかになるまでつぶしてもゴツゴツ感を残しても問題ありません。好みの食感になるように調整してください。

かぼちゃの甘味と味噌の塩気がやみつきになる味わいです。火を使わずに電子レンジだけで簡単にできるので、ぜひ試してみてください。

豆腐ごまクッキー

豆腐とすりごまを使ったヘルシーなクッキーのレシピを紹介します。ポリポリとした食感がクセになる味わいです。豆腐ごまクッキーに必要な材料は以下のとおりです。

  • 薄力粉:100g
  • 片栗粉:50g
  • 絹ごし豆腐:50g
  • サラダ油:30g
  • すりごま:大さじ2杯
  • 砂糖:大さじ3杯
  • 塩:ひとつまみ

お好みで黒のすりごまで作ってもおいしくできます。作り方は以下のとおりです。

  1. ポリ袋に必要な材料をすべて入れる。
  2. オーブンを180℃に予熱しておく。
  3. ひとまとまりになるまで揉み込み、袋ごと生地を伸ばす。
  4. 袋の上から生地を好きな大きさにカットする。
  5. 予熱したオーブン180℃で12〜18分程度加熱する。

ポリ袋に必要な材料を入れて混ぜ合わせるだけなので、簡単に作れます。焼きたてを食べてもいいですが、しばらくしてから食べると、味がなじんでさらにおいしくなるでしょう。

自家製ねりごまの作り方

ねりごまの写真

ねりごまが自宅にない時は、自分で作るのも1つの方法です。ねりごまを自宅で作るための材料は、以下のとおりです。

  • すりごま:100g
  • ごま油:大さじ1

まずは、すりごまとごま油をブレンダやフードプロセッサーに入れて混ぜます。ごまが潰れて油分が出てきて、ペースト状になったら完成です。使う料理や好みに合わせて、ねりごまの硬さを調整しましょう。すりごまがない場合は、いりごまや白ごまでも代用可能です。

フードプロセッサーやブレンダーがない場合は、すり鉢とすりこぎで擦っても問題ありません。少量のねりごまを作る際は、ごま油の量を少なめにしましょう。とろみが足りない時は、ごま油を少しずつ加えながら調整してください。

自家製のねりごまを作る際の注意点

ねりごまの写真

自家製のねりごまを作る際は、作りすぎに注意しましょう。自家製のねりごまは、すぐに食べ切る必要があります。ごまの油が酸化しやすく、常温と冷蔵のどちらでも長期保存ができないためです。酸化した油は身体によくないので、長期保存されたねりごまを食べるのは、避けましょう。

ねりごまは冷蔵ではなく、常温で保存してください。冷蔵庫から出し入れする時に温度差で結露が生じて、カビの原因になります。

料理に使用する機会が少ない場合や、一人暮らしをしている人は、すり鉢を活用して使う分だけ作るのがおすすめです。作りすぎてしまった場合は、清潔な瓶やジッパーに入れて冷凍庫に保管し、可能な限り早く使い切りましょう。

ねりごまがない時はほかの食品で代用してみよう

いろんなごま調味料の写真

ねりごまがない時は、自宅で使っている調味料や食材で代用できます。代用食品を活用することで、買い物に行く手間が省ける点がメリットです。またすりごまとごま油があれば、自家製ねりごまを簡単に作れます。しかし、日持ちしないため、作りすぎには注意が必要です。

ねりごまを頻繁に料理に使うことがない人や、一人暮らしの人は、すり鉢で使う分だけ作るのがおすすめです。代用食品や自家製ねりごまをさまざまな料理に活用してみましょう。


[文・構成/grape編集部]

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