ハンバーグのつなぎになる代用食品6選! 注意点やおすすめレシピ3選も紹介 By - grape編集部 公開:2024-01-11 更新:2024-01-12 料理食品 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 「ハンバーグを作りたいけれど、つなぎの材料が手元にない」「ハンバーグのつなぎをほかの食品で代用したい」とお悩みの人はいるのではないでしょうか ハンバーグのつなぎには、通常パン粉や卵を使います。つなぎとして使う食品がないと、困ってしまいますよね。また、パン粉などの使用頻度が多くない食品は、大容量のものしか売られていないと、購入をためらってしまいがちです。 そこで本記事では、ハンバーグのつなぎをほかの食品で代用する方法を紹介します。通常のつなぎに使われる材料が自宅になければ、ほかの食品での代用が可能です。ハンバーグにつなぎを使用する意味や注意点も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 目次 1. ハンバーグにつなぎを入れる2つの意味1.1. タネが崩れるのを防止する1.2. 柔らかくふっくらと仕上げる2. ハンバーグのつなぎになる代用食品6選2.1. 食パン2.2. ご飯2.3. 小麦粉2.4. 片栗粉2.5. 豆腐2.6. 長芋3. ハンバーグのつなぎをほかの食品で代用する際は分量に注意しよう4. 代用のつなぎで作るおすすめハンバーグレシピ3選4.1. 豆腐ハンバーグ4.2. 和風煮込みハンバーグ4.3. 長芋ハンバーグ5. つなぎを代用してハンバーグをおいしく仕上げよう ハンバーグにつなぎを入れる2つの意味 ハンバーグは、つなぎがなくても作れます。一方で、ハンバーグにつなぎを加えることには、理由があります。理由を理解し、ハンバーグが希望通りの仕上がりになるように、具材を適切に使い分けることが重要です。ここでは、ハンバーグを作る際につなぎを入れる理由を解説するので、しっかり確認しておきましょう。 タネが崩れるのを防止する ハンバーグにつなぎを使用する意味として、食材を混ぜ合わせたタネが崩れないように固めることが挙げられます。タネの固まり具合を、つなぎを使用することで調整可能です。 例えば、ハンバーグのつなぎとしてよく使われるパン粉は、肉や玉ねぎなどの水分を吸収します。内部の水分が流出し、ボロボロになるのを防ぐことが可能です。 ハンバーグのつなぎになる食品には、グルテンやでんぷんなどの成分が含まれていることがほとんど。つなぎの食品が持つグルテンなどの成分には、タネを固めて型崩れするのを防止してくれる作用があります。 つなぎを加えることによって、ハンバーグの肉に含まれる水分量を調整可能です。 つなぎが入っていないハンバーグは、加熱している時に水分が流れ出てひび割れたり、型崩れしたりしかねません。つなぎで水分を保持することで、タネを崩さず焼き上げられます。 柔らかくふっくらと仕上げる つなぎを入れることで、ハンバーグが柔らかくふっくらとした食感に仕上がります。つなぎに使われる食品が肉などの水分を閉じ込めるため、加熱によって固くなるのを防止可能です。 通常のつなぎに使用されることの多いパン粉などには、水分量を維持する作用があります。ハンバーグから出る旨味や肉汁をつなぎの食材が吸収することで、肉がおいしく仕上がるベースに。 ハンバーグのタネに使用されるひき肉は脂分が多く、焼いて加熱することで溶け出して肉が縮みやすい傾向があります。つなぎは肉や水分が溶け出して縮むのを抑えてふっくら仕上げるのにも効果的です。 つなぎの量が少なかったり、使用しなかったりすると水分量を保てず、ハンバーグが固くなってしまうのです。ハンバーグのひき肉のタネは、つなぎを加えないまま火にかけて焼くと、肉汁が流れ出すのを防げず固い食感に。 柔らかくふっくらとしたハンバーグに仕上げたいなら、つなぎを入れましょう。 ハンバーグのつなぎになる代用食品6選 通常は、ハンバーグのつなぎとしてパン粉や卵などが使われます。パン粉や卵などがない場合は、身近なスーパーなどで手軽に購入可能な食品で代用可能です。ここでは、ハンバーグのつなぎとして活用できる食品を紹介します。 つなぎになる食品を購入するためだけにスーパーに行くのは避けたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。 食パン 食パンを刻んでハンバーグのタネに混ぜ合わせることで、つなぎになります。ハンバーグのつなぎによく使われるパン粉の代用におすすめです。 食パンをつなぎとして代用する方法として、細かく刻んで表面にまぶすやり方と牛乳を含ませてタネに混ぜ込むやり方の2種類が挙げられます。 食パンをパン粉と同様の使い方をする場合は、フードプロセッサーやミキサーなどですりおろしましょう。食パンを冷凍しておくと、すりおろしやすいです。 タネに混ぜ込む場合は、先に食パンを軽くちぎって牛乳に浸しましょう。牛乳に浸すことで、柔らかい仕上がりに。また、食パンに含まれている『グルテン』により、ハンバーグの型崩れを防ぐ効果も期待できます。 ご飯 ご飯で代用する方法もあります。ご飯に多く含まれる『でんぷん』が持つ粘り気によって、タネがまとまりやすくなるためです。ご飯をすりつぶし、タネに混ぜ合わせましょう。すりつぶすことで、タネに馴染みやすくなります。 ご飯の粒が残っていると、ハンバーグの食感に影響するので要注意です。ご飯がペースト状になるまで、しっかりとすりつぶしましょう。 またご飯が冷めていると、でんぷんの老化によって固くなったり、パサついたりする場合があります。ハンバーグに加える場合は、温かいご飯を使いましょう。 小麦粉 ハンバーグのつなぎを小麦粉で代用するのもおすすめです。小麦粉には、でんぷんだけでなく『グルテン』の元になるタンパク質が含まれています。小麦粉に水分を加えて練るとグルテンを形成し、粘り気や弾力がつくため、つなぎとして活用可能です。 小麦粉がハンバーグから出る肉汁などの水分を吸収し、食材をくっつける糊の役割を果たします。また、小麦粉を形成したタネの表面に振りかける使い方もおすすめです。ハンバーグがひび割れたり型崩れしたりするのを防ぎたい場合に、小麦粉を使ってみましょう。 片栗粉 あんを使用する料理やスープで使用する機会の多い片栗粉には、とろみを出す作用があるため、つなぎに活用可能です。片栗粉が水分を吸収することで、糊のような役割を果たすようになります。 ひき肉を手でこねる際に混ぜ合わせるのではなく、片栗粉をハンバーグのタネの表面にまぶしましょう。片栗粉に水分を含ませて加熱することで発生するとろみによって、ハンバーグのタネに使われるひき肉などの食材を固めるのに有効です。 豆腐 豆腐をハンバーグのつなぎに代用する方法もあります。ハンバーグのタネに豆腐を混ぜ合わせることで、豊富な水分とタンパク質が加わってジューシーで柔らかい仕上がりに。 また、豆腐をつなぎに加えることで、かさ増しもできます。ただし、豆腐を入れすぎると水分量が増え、ハンバーグのタネが柔らかくなりすぎるおそれも。ハンバーグのつなぎとして豆腐を使用する際は、少なめの量に抑えましょう。 長芋 長芋もつなぎとして活用可能です。長芋に含まれるぬめり成分によって、ハンバーグがふんわりとした食感に仕上がります。長芋をつなぎとして投入する際は、すりおろしてから混ぜ合わせましょう。長芋は入れすぎると、素材の味が前面に出てしまいかねないため、注意が必要です。 また、長芋の量によって加わる水分が多くなり、ハンバーグのタネが緩くなりすぎてしまうおそれも。緩く柔らかすぎるタネは、焼いた際にヒビ割れしやすいです。一度に多くの長芋を投入するのではなく、少しずつ加えてタネの固さを調整しましょう。 ハンバーグのつなぎをほかの食品で代用する際は分量に注意しよう 調理するハンバーグをおいしく仕上げるためには、つなぎの代用食品の分量を増やしすぎないことが大切です。つなぎに使用する食品の分量が多すぎると、タネが柔らかくなり、崩れやすくなってしまいます。また、使用する食品の量が多いと素材の味が出すぎて、肉の風味が薄くなってしまうことも。 つなぎに使用する食品は牛乳や水と合わせて加えるケースが多く、分量が多すぎると水っぽい柔らかいタネになりがちな点も注意です。水気が多いと食感や仕上がりの肉の固まり具合に影響してきます。 ハンバーグのつなぎの役割は、肉の旨味や水分を閉じ込めてふんわり柔らかい食感に仕上げることです。つなぎの食品での味付けが本来の目的ではないため、加えすぎないようにしましょう。つなぎとして使う食品によって全体の量が変動するので、調味料の分量も調整し、味を整えることが大切です。 ハンバーグをたくさん作る場合は、つなぎとして活用する食品が十分にあるか事前に確認しましょう。不足すると、つなぎの効果を得られないので要注意です。また、ハンバーグのタネとつなぎの分量のバランスにも注意する必要があります。 タネが大きすぎるとつなぎの効果を得られません。肉のサイズに見合った代用食品によるつなぎの分量を考えましょう。 代用のつなぎで作るおすすめハンバーグレシピ3選 ここでは、代用のつなぎを使用して作るハンバーグのおすすめレシピを紹介します。代用の食品の特徴を活かし、おいしいハンバーグを作る方法が理解できます。ハンバーグのつなぎがない時に、ぜひ参考にしてみてください。 豆腐ハンバーグ おいしくヘルシーな豆腐ハンバーグのレシピです。卵やパン粉などの通常のつなぎを使用せず、豆腐をハンバーグのタネに混ぜ合わせるだけで簡単に作れます。豆腐ハンバーグを作る際は、以下の材料を用意しましょう。 【材料(2人分)】 ひき肉:200g 木綿豆腐:50g 塩:小さじ1 玉ねぎ:半玉 塩こしょう:少々 作り方は、以下のとおりです。 【作り方】 玉ねぎをみじん切りにする。 ひき肉と塩こしょうをボウルに入れて混ぜる。 ひき肉に弾力と粘り気が出てきたら、玉ねぎと水気を切った豆腐を混ぜ合わせる。 タネを2等分して形を整える。 フライパンを火にかけ、タネを中火で焼く。 両面に焼き目がついたら完成です。食べる際は、お好みのソースをかけましょう。 和風煮込みハンバーグ 和風煮込みハンバーグのレシピです。焼いて調理するハンバーグだけでなく煮込む場合でも、パン粉や卵などの通常つなぎを使用せずにおいしく作れます。煮込みハンバーグを作る際は、以下の材料を用意しましょう。 【材料(2人分)】 ひき肉:200g 玉ねぎ:半玉 片栗粉:大さじ1 めんつゆ:大さじ1 水:1カップ 塩こしょう:少々 作り方は、以下のとおりです。 【作り方】 玉ねぎの分量の半分をみじん切りにし、残りをスライスする。 ひき肉、片栗粉、塩こしょうをボウルに入れてこねる。 タネが混ぜ合わさったら、みじん切りの玉ねぎを入れてこねる。 フライパンを火にかけ、タネを中火で焼く。 両面に焼き目がついたら、玉ねぎスライス、めんつゆ、水を入れ、蓋をして煮込む。 煮込む時間の目安は、10分です。中心まで火が通っているか確認しましょう。 長芋ハンバーグ つなぎの代用になる長芋の特徴を生かしたレシピです。長芋を加えることで、ふんわりと柔らかい食感のハンバーグに仕上がります。長芋ハンバーグを作る際は、以下の材料を用意しましょう。 【材料(2人分)】 ひき肉:200g 長芋:50g 玉ねぎ:半玉 小麦粉:大さじ1 味噌:小さじ2 塩こしょう:少々 作り方は、以下のとおりです。 【作り方】 玉ねぎをみじん切りにする。 ひき肉、塩こしょう、味噌をボウルに入れて混ぜる。 タネに粘り気が出てきたら、玉ねぎ、小麦粉、長芋を混ぜる。 火にかけたフライパンにタネをのせて、両面を中火で焼く。 両面に焼き目がつくまで焼いたら、お好みのソースをかけて食べましょう。 つなぎを代用してハンバーグをおいしく仕上げよう パン粉や卵など、ハンバーグのつなぎがない時は、身近な食品で代用できます。つなぎの役割を果たせる食品を使用することで、ハンバーグの型崩れを防止可能です。つなぎの代用によってハンバーグの水分を保持でき、柔らかくふっくらとした仕上がりになります。 ハンバーグのつなぎを代用する場合は、素材の主張が強くなりすぎないように、使用する食品や調味料の分量の調整が必要です。食パンやご飯など、身近な食品でつなぎを代用し、おいしいハンバーグを作りましょう。 [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな コメント
「ハンバーグを作りたいけれど、つなぎの材料が手元にない」「ハンバーグのつなぎをほかの食品で代用したい」とお悩みの人はいるのではないでしょうか
ハンバーグのつなぎには、通常パン粉や卵を使います。つなぎとして使う食品がないと、困ってしまいますよね。また、パン粉などの使用頻度が多くない食品は、大容量のものしか売られていないと、購入をためらってしまいがちです。
そこで本記事では、ハンバーグのつなぎをほかの食品で代用する方法を紹介します。通常のつなぎに使われる材料が自宅になければ、ほかの食品での代用が可能です。ハンバーグにつなぎを使用する意味や注意点も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ハンバーグにつなぎを入れる2つの意味
ハンバーグは、つなぎがなくても作れます。一方で、ハンバーグにつなぎを加えることには、理由があります。理由を理解し、ハンバーグが希望通りの仕上がりになるように、具材を適切に使い分けることが重要です。ここでは、ハンバーグを作る際につなぎを入れる理由を解説するので、しっかり確認しておきましょう。
タネが崩れるのを防止する
ハンバーグにつなぎを使用する意味として、食材を混ぜ合わせたタネが崩れないように固めることが挙げられます。タネの固まり具合を、つなぎを使用することで調整可能です。
例えば、ハンバーグのつなぎとしてよく使われるパン粉は、肉や玉ねぎなどの水分を吸収します。内部の水分が流出し、ボロボロになるのを防ぐことが可能です。
ハンバーグのつなぎになる食品には、グルテンやでんぷんなどの成分が含まれていることがほとんど。つなぎの食品が持つグルテンなどの成分には、タネを固めて型崩れするのを防止してくれる作用があります。
つなぎを加えることによって、ハンバーグの肉に含まれる水分量を調整可能です。
つなぎが入っていないハンバーグは、加熱している時に水分が流れ出てひび割れたり、型崩れしたりしかねません。つなぎで水分を保持することで、タネを崩さず焼き上げられます。
柔らかくふっくらと仕上げる
つなぎを入れることで、ハンバーグが柔らかくふっくらとした食感に仕上がります。つなぎに使われる食品が肉などの水分を閉じ込めるため、加熱によって固くなるのを防止可能です。
通常のつなぎに使用されることの多いパン粉などには、水分量を維持する作用があります。ハンバーグから出る旨味や肉汁をつなぎの食材が吸収することで、肉がおいしく仕上がるベースに。
ハンバーグのタネに使用されるひき肉は脂分が多く、焼いて加熱することで溶け出して肉が縮みやすい傾向があります。つなぎは肉や水分が溶け出して縮むのを抑えてふっくら仕上げるのにも効果的です。
つなぎの量が少なかったり、使用しなかったりすると水分量を保てず、ハンバーグが固くなってしまうのです。ハンバーグのひき肉のタネは、つなぎを加えないまま火にかけて焼くと、肉汁が流れ出すのを防げず固い食感に。
柔らかくふっくらとしたハンバーグに仕上げたいなら、つなぎを入れましょう。
ハンバーグのつなぎになる代用食品6選
通常は、ハンバーグのつなぎとしてパン粉や卵などが使われます。パン粉や卵などがない場合は、身近なスーパーなどで手軽に購入可能な食品で代用可能です。ここでは、ハンバーグのつなぎとして活用できる食品を紹介します。
つなぎになる食品を購入するためだけにスーパーに行くのは避けたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。
食パン
食パンを刻んでハンバーグのタネに混ぜ合わせることで、つなぎになります。ハンバーグのつなぎによく使われるパン粉の代用におすすめです。
食パンをつなぎとして代用する方法として、細かく刻んで表面にまぶすやり方と牛乳を含ませてタネに混ぜ込むやり方の2種類が挙げられます。
食パンをパン粉と同様の使い方をする場合は、フードプロセッサーやミキサーなどですりおろしましょう。食パンを冷凍しておくと、すりおろしやすいです。
タネに混ぜ込む場合は、先に食パンを軽くちぎって牛乳に浸しましょう。牛乳に浸すことで、柔らかい仕上がりに。また、食パンに含まれている『グルテン』により、ハンバーグの型崩れを防ぐ効果も期待できます。
ご飯
ご飯で代用する方法もあります。ご飯に多く含まれる『でんぷん』が持つ粘り気によって、タネがまとまりやすくなるためです。ご飯をすりつぶし、タネに混ぜ合わせましょう。すりつぶすことで、タネに馴染みやすくなります。
ご飯の粒が残っていると、ハンバーグの食感に影響するので要注意です。ご飯がペースト状になるまで、しっかりとすりつぶしましょう。
またご飯が冷めていると、でんぷんの老化によって固くなったり、パサついたりする場合があります。ハンバーグに加える場合は、温かいご飯を使いましょう。
小麦粉
ハンバーグのつなぎを小麦粉で代用するのもおすすめです。小麦粉には、でんぷんだけでなく『グルテン』の元になるタンパク質が含まれています。小麦粉に水分を加えて練るとグルテンを形成し、粘り気や弾力がつくため、つなぎとして活用可能です。
小麦粉がハンバーグから出る肉汁などの水分を吸収し、食材をくっつける糊の役割を果たします。また、小麦粉を形成したタネの表面に振りかける使い方もおすすめです。ハンバーグがひび割れたり型崩れしたりするのを防ぎたい場合に、小麦粉を使ってみましょう。
片栗粉
あんを使用する料理やスープで使用する機会の多い片栗粉には、とろみを出す作用があるため、つなぎに活用可能です。片栗粉が水分を吸収することで、糊のような役割を果たすようになります。
ひき肉を手でこねる際に混ぜ合わせるのではなく、片栗粉をハンバーグのタネの表面にまぶしましょう。片栗粉に水分を含ませて加熱することで発生するとろみによって、ハンバーグのタネに使われるひき肉などの食材を固めるのに有効です。
豆腐
豆腐をハンバーグのつなぎに代用する方法もあります。ハンバーグのタネに豆腐を混ぜ合わせることで、豊富な水分とタンパク質が加わってジューシーで柔らかい仕上がりに。
また、豆腐をつなぎに加えることで、かさ増しもできます。ただし、豆腐を入れすぎると水分量が増え、ハンバーグのタネが柔らかくなりすぎるおそれも。ハンバーグのつなぎとして豆腐を使用する際は、少なめの量に抑えましょう。
長芋
長芋もつなぎとして活用可能です。長芋に含まれるぬめり成分によって、ハンバーグがふんわりとした食感に仕上がります。長芋をつなぎとして投入する際は、すりおろしてから混ぜ合わせましょう。長芋は入れすぎると、素材の味が前面に出てしまいかねないため、注意が必要です。
また、長芋の量によって加わる水分が多くなり、ハンバーグのタネが緩くなりすぎてしまうおそれも。緩く柔らかすぎるタネは、焼いた際にヒビ割れしやすいです。一度に多くの長芋を投入するのではなく、少しずつ加えてタネの固さを調整しましょう。
ハンバーグのつなぎをほかの食品で代用する際は分量に注意しよう
調理するハンバーグをおいしく仕上げるためには、つなぎの代用食品の分量を増やしすぎないことが大切です。つなぎに使用する食品の分量が多すぎると、タネが柔らかくなり、崩れやすくなってしまいます。また、使用する食品の量が多いと素材の味が出すぎて、肉の風味が薄くなってしまうことも。
つなぎに使用する食品は牛乳や水と合わせて加えるケースが多く、分量が多すぎると水っぽい柔らかいタネになりがちな点も注意です。水気が多いと食感や仕上がりの肉の固まり具合に影響してきます。
ハンバーグのつなぎの役割は、肉の旨味や水分を閉じ込めてふんわり柔らかい食感に仕上げることです。つなぎの食品での味付けが本来の目的ではないため、加えすぎないようにしましょう。つなぎとして使う食品によって全体の量が変動するので、調味料の分量も調整し、味を整えることが大切です。
ハンバーグをたくさん作る場合は、つなぎとして活用する食品が十分にあるか事前に確認しましょう。不足すると、つなぎの効果を得られないので要注意です。また、ハンバーグのタネとつなぎの分量のバランスにも注意する必要があります。
タネが大きすぎるとつなぎの効果を得られません。肉のサイズに見合った代用食品によるつなぎの分量を考えましょう。
代用のつなぎで作るおすすめハンバーグレシピ3選
ここでは、代用のつなぎを使用して作るハンバーグのおすすめレシピを紹介します。代用の食品の特徴を活かし、おいしいハンバーグを作る方法が理解できます。ハンバーグのつなぎがない時に、ぜひ参考にしてみてください。
豆腐ハンバーグ
おいしくヘルシーな豆腐ハンバーグのレシピです。卵やパン粉などの通常のつなぎを使用せず、豆腐をハンバーグのタネに混ぜ合わせるだけで簡単に作れます。豆腐ハンバーグを作る際は、以下の材料を用意しましょう。
【材料(2人分)】
作り方は、以下のとおりです。
【作り方】
両面に焼き目がついたら完成です。食べる際は、お好みのソースをかけましょう。
和風煮込みハンバーグ
和風煮込みハンバーグのレシピです。焼いて調理するハンバーグだけでなく煮込む場合でも、パン粉や卵などの通常つなぎを使用せずにおいしく作れます。煮込みハンバーグを作る際は、以下の材料を用意しましょう。
【材料(2人分)】
作り方は、以下のとおりです。
【作り方】
煮込む時間の目安は、10分です。中心まで火が通っているか確認しましょう。
長芋ハンバーグ
つなぎの代用になる長芋の特徴を生かしたレシピです。長芋を加えることで、ふんわりと柔らかい食感のハンバーグに仕上がります。長芋ハンバーグを作る際は、以下の材料を用意しましょう。
【材料(2人分)】
作り方は、以下のとおりです。
【作り方】
両面に焼き目がつくまで焼いたら、お好みのソースをかけて食べましょう。
つなぎを代用してハンバーグをおいしく仕上げよう
パン粉や卵など、ハンバーグのつなぎがない時は、身近な食品で代用できます。つなぎの役割を果たせる食品を使用することで、ハンバーグの型崩れを防止可能です。つなぎの代用によってハンバーグの水分を保持でき、柔らかくふっくらとした仕上がりになります。
ハンバーグのつなぎを代用する場合は、素材の主張が強くなりすぎないように、使用する食品や調味料の分量の調整が必要です。食パンやご飯など、身近な食品でつなぎを代用し、おいしいハンバーグを作りましょう。
[文・構成/grape編集部]