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自宅の『アレ』がベビーバスの代用品になる! メリットや注意点も解説

By - grape編集部  公開:  更新:

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沐浴の写真

※写真はイメージ

「費用をおさえるために、ベビーバスの代用になるものはないか」と、お悩みの人はいるのではないでしょうか。

出産にかかる費用は、45万円ほどといわれています。そのうえ、出産後も育児でいろいろと費用がかかるため、できる限り節約したいと考えている人は多いでしょう。

ベビーバスの価格は製品によりますが、2〜4千円ほどです。出産や育児にかかる費用を考えると、少しでも出費も抑えたいと考える人もいますよね。

費用面で頭を抱えている人には、100円ショップの『セリア』や、家具やインテリア用品を販売する『ニトリ』などで買えるベビーバスの代用品がおすすめです。

本記事では、100円ショップや用品店などで買えるベビーバスの代用品やメリットや注意点などを紹介します。

リーズナブルなベビーバスの代用品を探している人は、ぜひ参考にしてください。

『セリア』や『ニトリ』などで買えるベビーバスの代用品5選

プラスチック製のバケツの写真

『セリア』や『ニトリ』などで買えるベビーバスの代用品は以下の5種類です。

  • 衣装ケース
  • タライ
  • バケツ
  • シリコンバスケット
  • ベビープール

代用品の中でもベビープールは比較的高価ですが、子供が成長してからの遊び場としても使えます。長期視点で考えれば、リーズナブルでしょう。とにかく初期費用をおさえたい人には、衣類ケースやバケツなどの利用がおすすめです。

使いやすいものを選ぶためにも、代用品ごとの特徴をおさえておきましょう。

衣装ケース

衣類ケースは100円ショップや生活用品店などで買えますが、そもそも自宅に置いている家庭も多いのではないでしょうか。身近にある衣類ケースですが、中身を別の収納スペースに移し替えれば簡易ベビーバスの完成です。

衣類ケースはベビーバスとして使い終わった後も衣類の収納ケースとして活躍するので、買っておいて損はしないでしょう。

ただし、衣類ケースは角があるため、赤ちゃんを入れる際はケガをさせないように安全面に考慮する必要があります。また、衣類ケースに水を入れて持ち運ぶことは避けたほうがよいでしょう。水の重量により、衣類ケースの底が破損してしまう可能性があります。

持ち運びを避けるために、お風呂場や洗面台など、すぐに給水できる場所で衣類ケースを使うのが安心です。

タライ

その昔、衣類の洗い場として使われていたのがタライです。タライは浅めに設計されているものが多く、サイズ的に持ち運びが楽です。衣類ケースとは異なり、洗濯用に設計されているタライなら、水を入れた状態でも持ち運べます。

また、浅い分お湯がすぐに溜まるのもメリットです。赤ちゃんが成長してベビーバスが必要なくなった後でも、タライは衣類のつけおき洗いに使えます。

しかし、タライは底が浅いがゆえに、赤ちゃんがお湯にしっかりと浸かれない可能性があります。この場合は、適度に赤ちゃんにお湯をかけてあげましょう。

最近のタライは、折りたたみ式のものもあります。これから購入する人は使いやすいものを選びましょう。

バケツ

バケツも、ベビーバスとして代用できます。バケツは立った状態でお湯に浸かれるため、赤ちゃんが安心できるといわれています。諸説ありますが、ほっとできる理由は、ママのお腹の中にいた時の体勢に似ているためだそうです。ベビーバスの一部商品にはバケツ型のものもあります。

バケツとひと口にいっても、サイズごとに使いやすさが異なります。大きめのバケツなら、赤ちゃんがしっかりと浸かれるでしょう。小さめのバケツは、お湯の出し入れがしやすく便利です。

デザイン性に優れたバケツもあるので、これから買う人は好みのタイプを選びましょう。

ただし、小さすぎるバケツだと、赤ちゃんに無理な体勢を取らせてしまうかもしれません。また、バケツは衣類ケースやタライに比べて、横幅が狭いため倒れやすいです。バケツで代用する場合は、できる限り大きめで安定したバケツを使用し、赤ちゃんがバケツに入っている間は、倒れないようにしっかりと支えてあげましょう。

シリコンバスケット

シリコンバスケットの材料は柔らかいゴムのため、物理面で安心です。また、持ち手がついており、お湯を入れた状態でも運びやすいです。

ただし、シリコンバスケットは底が比較的深いので、落ちないように赤ちゃんをしっかりと支えながら沐浴してあげましょう。ベビーバスとして使い終わった後はオモチャや衣類の収納に使えば、必要な時期が過ぎても活躍します。

ベビープール

ベビープールもベビーバスとして代用できます。もともと、赤ちゃんや子供を遊ばせるためのプールとして設計されているため、安全面が考慮されています。実際、ベビープールの素材は、柔らかく作られており、ケガの心配が少ないです。

また、栓が付いているため、お湯の出し入れが手軽にできるのも使いやすいメリット。ベビーバスとして使い終わった後は、プールで遊ばせてみるのもよいでしょう。水に抵抗のない赤ちゃんや子供なら、楽しく遊んでくれるかもしれません。

シンクや洗面台をベビーバスとして代用するのに役立つアイテム2選

洗面台の写真

キッチンシンクや洗面台は、ベビーバスとして代用できます。基本的に自宅に設置されているので、わざわざ代用品を買いに行かずとも赤ちゃんを沐浴させてあげられます。かかる費用は水道代のみで、経済的に優しいです。

また、キッチンシンクや洗面台には蛇口や排水溝がついており、簡単に給水や排水が行えます。加えて、沐浴の際にしゃがむ必要がないため、腰にも優しいです。

ただし、キッチンシンクや洗面台には雑菌が繁殖している可能性があります。キッチンシンクや洗面台をベビーバスとして代用する場合は、シンクや洗面台を十分に洗浄してから、加えて以下のいずれかのアイテムを使うのがおすすめです。

  • 沐浴マット
  • レジャーシート

いずれも衛生面をカバーできる優れたアイテムですが、それぞれ特徴が異なります。ベビーバス以外の使い道もあるため、役に立ちそうなほうを選びましょう。

沐浴マット

前述のとおり、キッチンシンクや洗面台は便利ですが、衛生面に懸念があります。この問題を解決してくれるのが、沐浴マットです。沐浴マットを敷くことで、キッチンシンクや洗面台の底に赤ちゃんの肌が触れなくなり、より清潔に使えます。

製品によっては、沐浴の時期が終わった後は、お風呂マットとして使えます。

ただし、費用が比較的高いのがネックです。ベビーバスよりも値が張るものもあります。場合によっては沐浴マットではなく、ベビーバスを買ったほうがよいでしょう。

レジャーシート

沐浴が必要な時期は、生後1か月くらいまでといわれています。出産後はいろいろと費用がかさむため、沐浴マットやベビーバスを買うのに抵抗のある人もいるでしょう。その場合は、シンクや洗面台などにレジャーシートを敷いて、ベビーバスとして代用するのがおすすめです。

レジャーシートは100円ショップでも売っており、シンクや洗面台などと組み合わせれば節約できます。また、レジャーシートは水を弾く点も魅力。沐浴後に乾燥に必要な時間が短く済みます。

赤ちゃんの沐浴用として使わなくなった後も、キャンプやお花見などと活躍するシーンが多いです。十分な収納スペースがあるなら、沐浴マットよりも長く活躍するレジャーシートを買っておいて損はしないかもしれません。

ベビーバスの代用品を使う際の2つの注意点

女性が"赤ちゃんを抱っこする写真"

ベビーバスの代用品を使う際の注意点は以下の2つです。

  • 衛生面に一層配慮する。
  • 安全面に一層配慮する。

赤ちゃんの肌は弱いため、衛生面に配慮する必要があります。代用品を使う際は、必ず洗浄および除菌を行いましょう。

また、代用品のほとんどはベビーバスとして使うように設計されていません。例えば、衣類ケースには角があるため、赤ちゃんをぶつけてケガをさせてしまう可能性があります。また、バケツは横幅が比較的狭いため、倒れやすいです。

衛生面や安全面などを考慮すると、代用品を使うかは考えるべきでしょう。安心して沐浴させるために、ベビーバスを買うという選択肢も改めて頭に入れておきましょう。

ベビーバスと代用品のメリットとデメリット

お風呂に入る赤ちゃんの写真

ベビーバスと代用品、それぞれにメリットとデメリットがあります。代用品を使うのが心配な場合は、ベビーバスを買うのが安心です。ベビーバスと代用品は一長一短のため、メリットとデメリットをおさえておきましょう。

ベビーバスの代用品を使うメリットとデメリット

ベビーバスの代用品を使うメリットとデメリットを以下の表にまとめました。

メリットデメリット
・費用をおさえられる。
・沐浴以外にも多くの用途がある。
・衛生面や安全面に一層配慮する必要がある。

ベビーバスの値段は、2〜4千円近くします。製品によっては、もう少し値が張るでしょう。一方でベビーバスの代用品は100円ショップでも買え、リーズナブルです。また、沐浴以外にも、さまざまな用途があります。

例えば、ベビープールは、子供に成長した後の遊び場として使えます。衣類ケースは服やズボンなどの収納スペースとして、日常生活を支えてくれるでしょう。

しかし、ベビープール以外の代用品は、赤ちゃんを入れるように設計されていません。特に使い古しのブルーシートや衣類ケースなどは、菌が付着している可能性があります。また、バケツは赤ちゃんを沐浴させている間に倒れてしまうこともあります。

代用品を使う場合は、衛生面や安全面に一層配慮する必要があるでしょう。

ベビーバスを使うメリットとデメリット

ベビーバスを使うメリットとデメリットを以下の表にまとめました。

メリットデメリット
・赤ちゃんを入れるように設計されているため安心。
・栓があるため水抜きしやすい。
・種類によっては収納スペースが必要。

ベビーバスは赤ちゃんを入れるように設計されているため、安全性が高いです。また、栓が付いています。ベビーバスなら、安心して沐浴させてあげられるうえに、後片付けもラクです。

しかし、沐浴用に設計されたベビーバスは、用途が少ない点がデメリットです。沐浴をしていない間は、ベビーバス用の収納スペースを確保する必要があります。また、収納スペースを余分に確保することで、インテリアも崩れかねません。特に、プラスチック製のベビーバスは、収納スペースをとりがちです。

インテリアを崩さず、かつ自宅内を広々と使いたい人には、空気を入れるタイプのベビーバスがおすすめです。沐浴の準備に手間がかかりますが、空気を抜いてしまえば収納スペースをさほどとりません。

また、素材が柔らかいため、衣類ケースやタライなどと比べるとケガのリスクも少ないでしょう。ベビーバスを買うなら、使いやすいものを選びましょう。

ベビーバスの代用品を使うなら安全面に注意しよう

沐浴の写真

衣類ケースやタライ、バケツなどは、ベビーバスとして代用できます。また、キッチンシンクや洗面台なども、沐浴マットやレジャーシートを組み合わせればベビーバスとして使えます。

ただし、代用品はベビーバス用に設計されていません。ベビーバスとして代用するなら、安全面や衛生面に配慮しましょう。

代用品を使うことに少しでも不安のある人は、費用はかかりますが、ベビーバスを買うのが安心です。ベビーバスの値段は製品にはよりますが、1千円ほどです。一方で代用品によっては、100円ショップで買えます。

ベビーバスを買うことで安全面や衛生面をカバーできることを考慮すれば、1千円は高いと感じない人もいるでしょう。状況に応じて、代用品かベビーバスかを選びましょう。


[文・構成/grape編集部]

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